11288おもちゃと一緒で手元に置きたいクルマ「フォルクスワーゲン TypeⅢ」(1961年/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

おもちゃと一緒で手元に置きたいクルマ「フォルクスワーゲン TypeⅢ」(1961年/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

男の隠れ家編集部
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今から30年ほど前、友人の影響で英国車にはまったという中田功さん(60歳)。トライアンフTR4、ミニ、ADO MGとずっと英国車一筋だった。それが2年前、120万円で購入した1965年製のフォルクスワーゲンTypeⅢのオーナーに。このいかにもクルマらしい、つまり子供が描くクルマの絵のようなスタイルに惚れてしまったからだった。
製造されて50年以上経つクルマとは思えないスタイリングとコンディション。

「シンプルでクルマらしい形。なおかつドイツ車らしい質実剛健の中にある可愛らしさがいい。特に後ろからのスタイルが」と中田さんは言う。

リアエンジンなのでエンジンフードは後ろになる。

TypeⅢにはファーストバック、ヴァリアント、そしてこのノッチバックがあるが、特にこの形を探したそうだ。しかしなかなか良いモノに出会えず、ようやく3、4年かかって2年前に巡り会えた。古いクルマに共通するのかもしれないが、クラッチミートが微妙で、まだ慣れないという。それでも普段使いに、イベントにと常時活躍している。

シンプルなメータ回りに籐で編んだダッシュボード下の小物入れがおしゃれだ。
VWお馴染みの空冷水平対向エンジンを積む。
ノッチバックと2ドアクーペが登場したのが1961年。2ドアワゴンのヴァリアントは翌1962年に追加。ファーストバックは1965年販売開始。
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