
発売当時を振り返り、「若い自分にはあまりに高価で所有するなど夢のまた夢だった」と話す。それが何の巡り合わせか、約40年の時を経て入手することとなり、憧れのクルマを自らの手でフルレストアしたのだという。

エンジンルームを覗かせてもらうと、経年の劣化を感じさせない美しさが保たれている。パーツの入手で苦労しているとはいうものの、その顔はどこか誇らしげ。誰もが憧れるクルマを所有する、そんな喜びがたけさんからにじみ出ている。

この2000GTの使用用途は主に旅行だが、ほかにもロータス41やオースチン10、S600ベースのカスタムカーなど、タイプも様々に名車を所有。日々、クラシックカーに囲まれた生活を楽しんでいる。


