オールドアメリカンとアウトドア的イメージを融合させた、洒落たリビングダイニング。その空間を特に印象づけているのが、パーティションになっているヘリンボーン模様のアクセントウォールだ。

和室だった場所をリビングの延長として広げ、さらにヘリンボーン模様のアクセントウォールを設置して奥を書斎兼趣味の部屋に。築16年の中古マンションをスケルトン解体で3LDKを2LDKに。

数種類のビンテージウッドを大胆に組み合わせたウォールは、安田さん夫妻の特にお気に入りのひとつ。

「二人ともヘリンボーン模様が大好きで、最初は床や壁などに施そうと思ってました。でも、予算や使い勝手を考え、結局はミニ書斎&趣味部屋の仕切り壁にしたんです」

左側の本棚がアクセントウォールの裏側。カウンターデスクでくつろぐ。

アクセントウォールのリビング側にはテレビを置き、その裏側は本棚に。天井まである奥行き約13cmの棚には単行本やマンガ本がぴったり収納できるようになっている。そしてその奥の秘密基地には、2人で並んで座れるカウンター式デスクを配置した。

奥はウォークインクローゼットからベッドルームへと続いている。

電球型の照明が手元を照らすデスクでは、ひとりでまたは2人一緒に読書を楽しんだり、奥さんの化粧スペースとして使ったり。有孔ボードの壁や、ベッドルームへのアーチ型の出入り口もモダンかつ落ち着いた雰囲気を醸し出している。

デスクの手元を照らすレトロな電球型の照明。
フローリングはクルミの木の無垢材を使用。

「リノベーションだからこそ、自由な発想で自分たちらしい空間ができたんだと思います」

【秘密基地造りのPOINT】
1.アクセントウォールで空間を仕切る。
2.ウォールの裏側は収納抜群の本棚。
3.クローゼットと寝室への動線も確保。

【Owner’s voice】
新築物件も考えましたが普通のマンションはしっくりこなかった。中古で自分たちの“好き”を追求しました。

文/岩谷雪美 撮影/秋武生