14322ワークスペースは住居部分と分離。玄関脇につくった土間オフィス〈東京都 鈴木邸〉|小さな秘密基地の造り方

ワークスペースは住居部分と分離。玄関脇につくった土間オフィス〈東京都 鈴木邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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玄関扉を開けた瞬間、まず目に飛び込んでくるモダンな空間の片隅に、鈴木さんの秘密基地はある。シックなモルタルの土間とエキゾチックな照明、黒に塗られた木枠のガラスパーティションが印象的なその場所は、鈴木さんにとってお気に入りのワークスペースだ。
玄関扉の右側が鈴木さんのワークスペース。床の土間はコンクリートのオフィスをイメージしたという。

会社からの独立を機に、築45年のマンションを全面リノベーション。居住空間の一部である玄関先に仕事場を造築した。

秘密基地の前にはオフィス名の看板とガラス戸があり、その奥がワークスペースとなっている。打ち合わせもここでできるようにした。

秘密基地を玄関先に配置したのは、奥の住居部分とは完全に分けたかったからだという。壁や床、スイッチや照明など細部にまで洗練されたセンスが光っている。

白い壁と室内窓ガラスで区切られたスペースは居住空間の寝室。
土間のオフィス空間と住空間は、アイアン枠のガラス戸によって明確に区切られている。

【秘密基地造りのPOINT】
1.ワークスペースと住居部を扉で分離。
2.玄関脇で住居に入らず打ち合わせ可。
3.モルタルの土間でオフィス感を演出。

【Owner’s voice】
リノベーションする上で、土間とガラスのインナーサッシは、どうしても取り入れたい要素でした。

文/阿部文枝

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