もともとミニ1000に長く乗っていた畑野さんは、イギリス車に愛着があった。本国仕様の右ハンドルは数が少なく、それも購入の決め手になったという。斜め後ろから見たリヤのラインが一番のお気に入りで、「MG-A愛好家は皆そうなんです」と話す。愛車にまつわる苦労話すら楽しそうに話す畑野さんは、トラブルも含めて愛車に関わる全てを楽しんでいるようだ。
後ろから見たリヤのラインがお気に入り。イギリス製のクルマへの強い憧れ「MG-A 1500 マーク」（1957/イギリス）｜ 憧れのクラシックカースタイル
ダットサンのフェアレディ2000の購入を検討していた畑野さん。偶然店舗で出会ったMG-Aに一目惚れして、購入を決めたのが2年前のことだ。
イギリスの代表的なスポーツカー、MG-Aは2シーターのオープンカーとして広く知られる。1955年から62年まで製造されたMG-A。古き良き時代のイギリス黄金時代の面影を残しつつ、流麗なラインがボディをかたどっている。 
ミニに乗っていた頃の畑野さん（1985年頃）。 
オリジナルのステアリングが鎮座するシンプルなコックピット。
編集部
いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。
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