17382部屋にはせず、内窓付きのミニ書斎に。全体を広く見せてつながりを持った自分スペース〈愛知県 N邸〉|小さな秘密基地の造り方

部屋にはせず、内窓付きのミニ書斎に。全体を広く見せてつながりを持った自分スペース〈愛知県 N邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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名古屋市のなかでも緑など自然の多い町に住むNさん。小さい子どもがいるため、将来大きくなったことを見据えた家にしたかったという。

せっかくなら自由な空間設計をしたいと、中古のマンションを購入してフルリノベーションにすることを選んだ。

広々としたリビングとミニ書斎は、子どもの顔や声が聞こえるちょうど良い距離感。

「ひとりで本を読んだりPC作業をする時間が多いため、誰にも邪魔されないプライベートな書斎を確保したいと思っていたんです」

内窓はリビングからの明かりを遮らず、明るさもキープ。ポイントの照明でも十分の明るさに。

自分専用のスペースを造りたいという希望はありつつも、LDKを広くしたいという条件も譲れなかったというNさん。行き着いたのは、もともとの4LDKを2LDK+ミニ書斎にするという大胆な間取り変更だった。

造作のデスクは使用しやすいように、高さや幅などをあらかじめ打ち合わせたのだそう。

広々としたリビングを保つためにミニ書斎はあえて部屋にせず、スペースとして確保。と同時にある程度プライベートを確保するために、配置はリビングの奥まった場所にして内窓のある壁を設けた。

大きめの内窓はリビングからの光が十分に入るため、閉鎖的にならないという。そのため空間として分けながらも、家族とのつながりを感じられるようになっているのだ。

ミニ書斎にはいらないものは置かず、シンプルにまとまっている。何よりそれが集中できるNさんの秘密基地なのだ。「こだわった分、やはり愛着がありますね」と満足そうに語ってくれた。

【秘密基地造りのPOINT】
1.家族と会話ができる距離感。
2.明かりを取り込む内窓を設置。
3.奥まった配置でプライベート感を。

【Owner’s voice】
今のところは満足しています。リビングの中でもプライバシーが守られていて、使い勝手もばっちりです。

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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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