35401開放感のある畳のスペースでルアーを眺めながら酒を愉しむ〈埼玉県 小林邸〉|秘密基地でひとり酒宴 “隠れ家”拝見

開放感のある畳のスペースでルアーを眺めながら酒を愉しむ〈埼玉県 小林邸〉|秘密基地でひとり酒宴 “隠れ家”拝見

男の隠れ家編集部
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吹き抜けの天井、杉の無垢材の床、ホワイトアッシュのカウンターなど、大工を生業とする小林さんが自ら手がけた家は、まさに木の香あふれる明るく開放感のある造り。その20畳のリビングダイニングの一角に、畳の小上がりのひとり家呑み空間がある。

「段差をつけて琉球畳を敷いた和室感覚の空間は、足を投げ出しリラックスするのに最適。酔ってもそのままごろりと横になれるので、最高の場所です」と笑う小林さん。

酒はやっぱりビール!

造り付けのローカウンターにビールとつまみを置き、趣味である釣りのルアーや本を眺めながら過ごすのが愉しいという。「リラックスしたいのでビールか酎ハイを飲むことが多いですね」

ルアーを眺めながらひとりビールを呑む。次はどこに釣りに行こうかと思いを巡らせるのも至福の時。

時には奥さまと酒を呑む時は、キッチンカウンターも定位置になることがある。仕事の後に乾杯するのも愉しみなのだそうだ。

奥さまと呑む時はキッチンカウンターで。

『ひとり家呑み部屋』造りのコツ
1.畳でのんびりくつろげるようにした。
2.家族の様子を感じられるようにした。
3.小上がりで家呑みスペースを確保した。

リビングに段差をつけて上がり畳のスペースを施工。琉球畳を敷いた部屋の片隅にローカウンターを設置した。子どもたちの勉強机として使うことも想定。

【Owner’s voice ひとり家呑みSTYLE】
大工の家だね!と言われるような木の温もりのある家にしたかった。お酒も美味しく飲めますよ。

文◎岩谷雪美 撮影◎秋 武生

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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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