MGミジェットMKⅡに乗る時は、本物のスポーツカーに乗るんだという意識を持って相対してると矢野さんは語る。

1989年に個人輸入して、コツコツ手を入れて乗ってきた。「たった58馬力しかないが、本物のスポーツカーの味わいは十分与えてくれるし、ストレスを感じたことはなく、サイズ感やオープンの心地良さがこのクルマのいいところ」と熱っぽく語る。

車重690kgを引っ張る1098ccのエンジン。軽い車体のおかげでまったくストレスを感じない。
長さ3.5m・幅1.4m・高さ1.25mの小さなボディは扱いやすい。
ストレスなく決まるマニュアルシフト。この感触がスポーツ走行感を左右する。

ところが古いクルマの常で、やはりアクシデントはあったらしい。3年前のラリーイベントに出た際、車が止まってしまい、4時間以上も助けを持っていて奥さんを怒らせてしまったそうだ。それもこの車の思い出の1ページになっている。

小さなボディでも大きな存在感。
オースチンヒーリースプライトMIK(通称・カニ目)の兄弟車としてMGミジェットのMK1(948cc)が生まれ、その後、排気量が1098ccになった。