湘南でよく行われるフリーマーケットでは、このクルマが大活躍。目立つことナンバー1。

「あなたに乗って欲しい。サーフボードをアロハキャリアに積んで、湘南を1970年代の雰囲気で走ってくれ」と。柏木さんはそう解釈して、友人に熱意を伝えこのクルマをようやく譲り受けたのだ。それほど愛しているのがオレンジ色のこのビートルだ。

家族も愛するビートルだが、夏は暑く、冬は寒いので、最近は乗ることにやや難色を示してる。

特に惹かれているのが後ろから見た大きなオシリ、ビッグヒップだ。このセクシーさは他のクルマには見られないという。そして世代を超えて多くの人が愛を持ってこのクルマを振り返ってくれる度、良いモノを持つ喜びが湧いてくると感じている。近所の小学生が「おはよう」と声をかけていくこともあるという。でも、冬は寒く、夏は暑いので、女性は乗ってくれないらしい。

江ノ電が走る湘南の風景によく似合うオレンジのビートル。
「ビートル」「カブトムシ」の愛称でも知られるドイツの大衆車。1938年から2003年まで生産され続き、世界最多の2000万台製造されたクルマ。