このクルマ、日本では馴染みがないが、1953年に登場する初代サンビーム・アルパインに次いで1959年にオープンスポーツカーとして売り出された。このアルパインはモータースポーツに積極的に参戦し、1960年にはモンテカルロラリーの2000㏄以下クラスで優勝を飾ったのだ。

エンジンは、ツインキャブの1500ccを搭載、4速ミッションと組み合わせている。
ダッシュボードはイギリス車らしくウッドパネルを使用しているが、ドライバー側にも踏ん張り用のステップや計器類が装着されているのがラリーカーの証しだ。

若い時にラリーに参戦していた田中さんは、欧米車のなかでもラリーカーを好んで集めており、このクルマも2017年1月に手に入れたものだ。

アルパイン自体のスタイリングが好きだったことと、ラリーバージョンということですぐに購入を決めたそうだ。現在は、イベントへの参加で乗り出すのが主になっている。「このクルマを乗りこなすのが楽しみであり、苦しみでもあるんですよ」と笑いながら答えてくれた。

映画のボンドカー(シリーズ2)にも選ばれた生粋の英国車。
お孫さんと一緒にイベントに参加するのが楽しみだという。

サンビーム アルパイン1

1959年夏に登場した2シーターのオープン。ツインキャブの1494ccエンジンを搭載して前輪ディスクブレーキを標準装備していた。