ホイールデザインなどにも当時の個性が出ていて好きだという。

1970年6月の生産終了までに造られたのは、わずか976台に満たないという希少車で、現在残っているのはコスモスポーツより少なく数十台といわれている昭和の遺産的なクルマなのだ。井野さんが入手した理由もその希少性だった。

ダッシュボードのデザインなどにも当時の国産車とは違う雰囲気にあふれている。
今では珍しい8トラックではなく、さらに前の4トラックカーステレオ。

デザインは、同時期にいすゞから発表された117クーペにも似たジゥジアーロ特有のデザインで、イタリア車のフォルムに惚れ込んでいる井野さんの琴線に触れたことも理由のひとつ。

数少ないクルマだけにパーツ入手は並大抵の苦労ではなく、見つかっても費用がかかるなど、古い車ならではの大変さもあると話す。

「5」ナンバーをずっと維持してほしい。
今凝っているのはメッサーシュミット(ドイツ)のレストア。とある農家でワンオーナーカーを発見して現在レストア中。

マツダ ルーチェ ロータリークーペ

マツダ ルーチェ ロータリークーペ

当時の東洋工業(マツダ)が1969年から72年まで製造・発売した前輪駆動の2ドア・クーペ。13A型ロータリーエンジンは126馬力を発揮した。