8696国内で現存する数も少ない貴重な1台「サンビームレイピア」(1963/イギリス)┃憧れのクラシックカースタイル

国内で現存する数も少ない貴重な1台「サンビームレイピア」(1963/イギリス)┃憧れのクラシックカースタイル

男の隠れ家編集部
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会社員の石井義晴さん(62歳)の愛車は、英国の伝統が踏襲されている、まさにクラシックカーの真髄ともいえる美しいフォルムのサンビームレイピア。ヒルマンミンクスの2ドアハードトップ版で、いすゞがノックダウン生産をした時の手本になったイギリス車である。

【憧れのクラシックカースタイル】
石井義晴さん(会社員・62歳)サンビームレイピア [1963/イギリス]

年式の割には乗り心地も良く、手間もかからないので普段使い、ドライブ、イベント参加などオールマイティに使っているという。

この1963年製のサンビームレイピア(シリーズⅣ)は、伊藤忠自動車が正規輸入販売したなかの1台で、2015年におよそ150万円で購入。国内では現存する数も少ないという。

お気に入りはテール部分。昔のアメ車のようなフォルムがこの小さなクルマでも似合っている。

「ダッシュボードは英国調のウッドパネル、リヤウィンドーの開き方、テール、後ろ姿など、どこを取っても素敵な雰囲気。ロールスロイスの縮小版みたいな感じもいいですね」

英国調伝統のウッドパネルも気に入っている部分。

車庫にはもう1台オープンカーのモーガン4/4を所有。奥さんはこちらの助手席には恥ずかしがって乗らないが、サンビームの方は可愛いからと喜んで乗ってくれるという。

モーガン4/4とBMWのR50がガレージに同居している。

他にもバイクを数台所有しているため維持費が大変とは言うものの、「とはいえ、どれも手放すとやはり寂しくなるんですよね(笑)」と語る石井さん。サンビームを中心に、今日もドライブやイベントへ愛車を走らせている。

サンビーム・レイピア
サンビームといえば1920年代にレースで名を馳せた。1955年に登場したレイピアは、ヒルマン・ミンクスの2ドアハードトップ版。
所有年数32年のBMWのR50を購入した頃。

文/岩谷雪美 写真/佐藤佳穂

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