ストローハットにアロハシャツでエランに乗る木村さん。購入後40数年を経てもご自慢の愛車はピカピカだ。

1965年7月18日、雨の第1回全日本自動車クラブ選手権船橋レースに、ロータスレーシングエランでGT-2クラスに参戦した浮谷東次郎が、強豪プリンス自動車のスカイライン2000 GT- Bなどを相手にして、終始それらのメーカーマシンを寄せつけず完全優勝を遂げたレースだ。それから10数年後、木村さんが30歳の時、このクルマをようやく手に入れた。

最終モデルのスプリントの木製ダッシュボード。
ダッシュボード。懐中時計を置くようになっている。

ロータスエランスプリントのどこに惚れているのか、と聞いたら「全て」と返ってきた。手に入れてから40数年、手放さずにいるのがその答えだった。パーツは入手可能なため、安心してロータスエランを週末のドライブに連れ出しているという。

もう1台所有するのはフォードアングリアスーパー(1963年)。
ガレージの中にはパーツやグッズ、昭和30年代から集めているクルマ雑誌も並んでいる。
ロータスエランスプリント
2色に塗り分けられた「エランスプリント」。126hp/6500rpm、15.6kgm/
5500rpmで、最高速度は193.6km/h、0-60マイル/h加速は6.7秒を誇った。