8996オフシーズンは雪山へ。今、男たちが注目する「スノーシュートレッキング」とは?【前編】

オフシーズンは雪山へ。今、男たちが注目する「スノーシュートレッキング」とは?【前編】

男の隠れ家編集部
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夏〜秋のオンシーズンに山歩きを楽しみ、オフシーズンは雪山へ。そんなアクティビティが今、注目されている。それ名も「スノーシュートレッキング」。いわゆる洋カンジキ、スノーシューを使った雪山歩きだが、この手軽さがウケて、熟年男性層を中心にファンが急増しているという。そんなわけで、新雪を求めて長野県の富士見パノラマリゾートに向かった。
目次

大人気のスノーシュー。大人の冬のアクティビティ

スノーシュートレッキングの初心者でも安心して登れる雪山が、長野県にある入笠山(にゅうがさやま)。中央自動車道の八王子ICから車で約1時間半、中央道諏訪南ICからも約10分とアクセス抜群。登山口へと向かう富士見パノラマスキー場ではウエアがもちろん、スノーシュー、ストックなど全てのレンタルが可能ので、手ぶらでも気軽にスノーシューはじめ雪山アクティビティが楽しめる。夏とは違った山を楽しめるこの季節を存分に味わいたい。

早朝、駐車場に着いたらまず、スノーウエアを着用してブーツを履き(ニット帽や手袋、ネックウォーマー、サングラスなども必携)、スノーシューやストックを手に、行動食と昼食、飲料をザックイン。早速ゴンドラ駅(山麓駅)へと向かう。乗り込む前にまずチケット売り場でゴンドラチケット(冬山/大人往復1650円)を購入しよう。ゴンドラの運行時間は8時半~16時(下りの最終16時半)なので、下山してくる時間だけは注意したい。降り積もったキラキラ輝く雪と遠くの山々を眺めつつ、約10分の空中散歩を楽しもう。

全国各地にスノーシューフィールドがあるが、車でアプローチできる場所、スキー場に隣接されたリフトでアクセスする場所など様々。富士見パノラマリゾートのようにゴンドラで標高を稼げる場所は、私たちを手軽に雪国まで運んでくれる。普段見られない別世界、歩いてでしか行けないフィールドが目の前に広がっている。コンドラの代金を払ってでも登る価値は十分にある。

ゴンドラで一気に標高を稼いで山頂駅へ。富士見パノラマルートのスタート

南アルプスジオパークにも指定されている入笠山(1955m)。ゴンドラで標高1780mまで一気に登る。パノラマの名の通り、ゴンドラからの眺めも最高に素敵だ。遠くに見える八ヶ岳の山々をのんびり眺めつつ、まずは約10分の空中散歩を楽しむ。ゴンドラに乗るルールとしてスノーシューは手持ち、絶対に履かないこと。

そして山頂駅に到着したらいよいよスノーシューを装着する。ただしここはスキー場のためゴンドラ山頂駅は周辺は圧雪されている。そのため、即スノーシューの出番はない。まずはしっかりと準備運動をし、道を逸れてから履くようにしよう。スノーブーツのように足首が固定されるブーツの場合、特に準備運動が大事になる。アキレス腱はもちろん、膝や足首、万が一の転倒に備えて腕や手首の柔軟体操も行ってから歩き出そう。

ゴンドラの山頂駅脇にこのようなルートマップ(看板)がある。今日自分たちが歩くルートがどこなのか、コースタイムと併せてしっかり確認してスタートするようにしたい。もちろん、予め出力したコースガイドマップも持参すればなお安全だ(もしくはGPSを持つなど)。初心者向けの山とはいっても雪山は危険が多い。必要最低限の安全装備、食料や水を余分に持ってスノーシュートレッキングを万全にスタートしたい。
さぁ、ゴンドラ山頂駅から絶景ポイントを巡り、入笠山山頂を目指す往復約3時間のスノーシュー雪山ツアーのスタートだ。

文/Noriy.K  撮影/むかのけんじ

詳細ルートは下記参照。
https://www.fujimipanorama.com/snow/wp-content/uploads/2016/10/trekking_map1819.pdf

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