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近年では、座席をフラットにできる車が増え、車中泊を楽しむ人が増えている。ただ、車中泊はどうしても外部からの視線が気になるものだ。そんな悩みを解決してくれるのが、自作もできる車用カーテン。今回は、車用カーテンの作り方と注意点を紹介する。
車中泊用カーテンを自作する手順
車用カーテンは、100均で購入できるもので簡単に自作することが可能だ。自作するために必要な材料と作り方の手順を解説しよう。
【車中泊用カーテン材料】
- カーテン布(車の窓のサイズに合ったもの。遮光素材がおすすめ)
- ワイヤー(自由に曲げられるもの)
- 事務用ダブルクリップ
※全て100均で購入可能
【自作手順】
- カーテン布にワイヤーを通す。
- カーテン布から左右10センチぐらいはみ出す長さにワイヤーを切る(ペンチを使用すれば簡単に切れる)。
- ダブルクリップの輪になっている部分にワイヤーを通して、ダブルクリップが外れないように先端をまげて固定する。
- 窓周上部にある窓柱(ピラー)に、ダブルクリップを挟んで固定する。
窓柱にダブルクリップを固定する隙間がない場合
車種によっては、窓柱にダブルクリップを固定できないこともある。そんなケースでも、取り付け可能な自作方法を紹介しよう。
- ワイヤーのかわりに車内に突っ張り棒を固定して、カーテンを取り付ける(窓枠に直接取り付ける場合は、窓枠に突っ張り棒の先端を固定する幅があるかを確認する)。突っ張り棒は、運転席と後部座席の間仕切りとしてカーテンを使用したいときにも活用できる。
- ワイヤーの先端に100均で購入できる吸盤を取り付けて、直接窓に貼り付ける(吸盤で取り付ける場合、窓を全て覆えないので遮光効果が低くなる)。
車の窓にカーテンを取り付ける注意点
車用カーテンはプライバシーが保護されて車中泊やキャンプが快適になる、とても便利なグッズだ。しかし、車を運転する際は、運転席と助手席の窓が見えている状態でなければ違法だ。反則金は、普通自動車は 6,000円、大型車・中型車は7,000円。違反点数は1点となる。
反則金や減点の対象になってしまっては、楽しいはずの車内泊が残念なものになってしまう。カーテンを閉めたまま、うっかり運転してしまうことのないよう気をつけよう。
周りの視線が気になる車中泊も、車用カーテンを用意するだけで、一段と快適なプライベート空間に変容する。気軽な車中泊を満喫してみてはどうだろう。
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