近年1人の時間を楽しむことへの人気が高まってきている。その中でも注目を浴びているのが車中泊だ。自由気ままに、宿を取ることもなく思い立った瞬間に旅に出られる車中泊は、かなり魅力的だろう。この記事では、そんな車中泊をより快適にするための簡単なコツや、必須の厳選アイテムを紹介していく。
車中泊を快適にするコツ
まず車中泊を快適に満喫するためにできる簡単なアイデアを紹介しよう。

眠る際は座席をフラットにする
座席をフラットな状態にして、楽な姿勢で眠るということだ。フラットになっていない状態で横になっても、疲れは取れない。最近では車中泊ができる仕様の車も増えており、後部座席を倒してフルフラットで眠れる車種も販売されている。
エアコンを切ってから就寝する
エアコンを使用したままでいると多くの燃料を消費していまい、燃料切れで身動きができなくなる可能性がある。また、エンジンを付けっぱなしにすることで、一酸化炭素中毒になってしまうリスクもあるだろう。暑い季節は、避暑地や山の上の方など涼しい場所で車内泊をするように工夫してほしい。
外部から車内が見えないようにする
外部からの視線を遮るためにサンシェイドやタオルで窓を覆うようにしてほしい。これは、車内で就寝している姿が外部から見えると、何らかの犯罪に巻き込まれる可能性があるからだ。また起床時の強い日差しを遮るという効果もある。

車中泊に必須の厳選アイテム5選
車中泊を快適にするために、絶対に欠かせない5つのアイテムを紹介しよう。

寝床をフラットにしてくれるマット類
中泊を快適にするコツでも述べたように、車中泊で睡眠の質を高めるためには、座席をフラットにすることが欠かせない。そこで役立つのが、マット類だ。フラットにした座席でも、完全に凹凸をなくすことは難しい。凹凸があっても小さなマットやバスタオルなどで隙間を埋めれば、完璧に近いフラットになり、睡眠の質もアップするだろう。
タオルケットなどの布類
まず上掛けとしてタオルケットや毛布は必要だ。さらに、窓の目隠しとしてもタオルは使える。バスタオルを丸めて厚みを出せば、枕代わりにもなるのだ。万能なタオル類は、複数持って行けば何かと役立つだろう。
車内用の充電器
車中泊では、のんびりインターネットを閲覧したり、映画を観たり、ゲームをしたりとスマートフォンの出番は少なくはない。1人の時間を楽しみつつも、誰かに車中泊の楽しさをリアルタイムで伝えたくて電話することもあるだろう。また、トラブルに巻き込まれた際に備えて、スマートフォンや携帯電話の電源は入れたままにしてほしい。そのためにも、車内用の充電器は忘れずに持参することが大切だ。
簡易照明器具
車内の照明を付けっぱなしにしてしまうと、あっという間に燃料が減ってしまう。それを防ぐためにも、簡易照明器具は持って行くべきだ。最近では、ソーラー充電ができるLEDライトもあるので、日中に太陽の光で充電をしておくのもおすすめだ。
耳栓、アイマスク、マスクなどのアメニティ
車外の音や光が気になって眠れないということもあるだろう。そんなときのために、アイマスクや耳栓は持って行った方が安心だ。また、車内は乾燥していることが多いので、使い捨てマスクを付けて寝た方がよいだろう。普段と違う環境だからこそ、配慮が必要だ。

今回紹介した必須アイテムのほとんどは、100円で購入することが可能だ。せっかく車内泊をして宿泊料金が削れるのであれば、アイテム購入もリーズナブルに済ませるのが賢いだろう。その分、食事や観光を豪華にして、上質な旅に仕上げてほしい。