6493車でひとり旅に出る。自由気ままに車中泊も。その魅力と楽しみ方を考察する

車でひとり旅に出る。自由気ままに車中泊も。その魅力と楽しみ方を考察する

男の隠れ家編集部
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「車でひとり旅」を一度はしてみたいと思っている人も少なくないはずだ。そこには、バスや電車の旅にはない独自の魅力が存在する。今回は、車でひとり旅する魅力や楽しみ方について紹介するので、ぜひ参考にして欲しい。
目次

車でひとり旅をする魅力とは

「車でひとり旅」。その魅力を一言で言い表すとしたら、それは「自由」ということになるだろう。いくつか具体的な例をあげてみる。

いつでもすぐに旅に出ることができる

車のひとり旅は、時間の制約を受けることがない。これは大きなメリットだ。「あっちを立てれば、こっちが立たず」とスケジュールの調整に気を揉む必要も、スマホ片手に時間を調べて、あちこち予約を入れる必要もない。車だったら、それがたとえ今日でも明日でも、いつでも好きなときに出発できる。

たまたま見ていたテレビに出てきた温泉の露天風呂が気になったら、タオル一枚持って、すぐに車を走らせてしまえばよい。「思い立ったが吉日」だ。そんなことは、車でなければできない。

多くの荷物を持ち運ぶことができる

車なら、持ち物にだって制約はない。これも魅力だ。たとえば、美しい星空を見に行こうと思ったら、大きな望遠鏡だって簡単に持っていける。雄大な自然の中に身を置きたくなったら、テントでも何でも、スペースが許す限りいくらでも詰め込むことができるのだ。電車や飛行機なら、当然そんなわけにはいかないだろう。

「何を持っていくか、いかないか」でギリギリまで頭を悩ませ、周囲に気を使いつつ、ガラガラと音を立てるカートを引きずって歩かなければならない。「荷物になるから、持っていけない」などというセリフは、この旅には出てこない。

車でしか行けない場所がある

世の中は日々便利になっている。交通もまた然りだ。関東では、近年になって新しい電車の路線がずいぶんと増えた。以前はただ「安さだけが売り」という印象の強かった高速バスも、サービスがよくなったことで、すっかり定着した。

とはいえ、もちろん人里離れた山の中まで、バスや電車が走っているわけではない。「車なしでは行けない、行くのが難しい」という場所も、まだまだ多い。誰も知らない誰もいない所で、時間がたつのも忘れるほど自分の世界に浸りたい…。そんな人にとって、ほかに選択肢はないはずだ。

車中泊ができる

たとえ思いつきでふらりと訪れた場所であっても、車だったらその日の宿のことなど心配する必要はない。車をホテルにしてしまえばよいのだ。

車に乗り込みドアを閉めたら、そこはもう誰にも邪魔されない自分だけの自由な空間だ。それに何と言っても、お金がかからない。何日走り回ったって、宿代はタダ。これも大きなメリットだ。「車中泊=貧乏臭い」なんて、誰が決めたのか。ベッドだろうがシートだろうが、眠ってしまえば同じだ。行きたい所に行って、とことん旅を楽しむほうがずっとよい。ただし、当然ながら、車中泊のマナーを守ることが大前提だ。

車でひとり旅を楽しむ方法

車で行くと決めたら、ほかと同じことをしたってつまらない。車のひとり旅には、それならではの楽しみ方がある。

気になるものがあったら寄ってみる

車のひとり旅なら、何をするのも自分の自由だ。ふと思いついた場所に寄り道することだって、途中で目的地を変えることだって、簡単にできる。出発のときと同様、いちいち時刻表を調べる必要もない。偶然目に入った看板が気になったら、行ってみればよい。遅くなったら車をホテルにしてしまうこともできるのだから。「あそこにも行きたかった」などと未練を残しながら、帰宅の途に就く…、そんな旅にはしたくないだろう。

計画はざっくりと立てる

車でひとり旅をするメリットは、時間や行動を制限されないことだ。だから、あらかじめ細かく計画を立てておく必要はないし、むしろ立てるべきではない。なぜなら、自由を楽しむことが、この旅の醍醐味なのだから。大まかなことだけ決めたら、後のことは成り行きまかせでよいのだ。積極的にトラブルを楽しむぐらいの余裕を持とう。

目的地を決めないで旅行するのもよい

思いつくまま、気の向くまま車を走らせ、自ら「想定外」を作っていく。それが、車のひとり旅の魅力であり楽しみだ。ならば、その想定外を旅の途中だけでなく最初から作ってしまうのも面白い。たとえば「今日は東へ向かおう」という具合に、とりあえず方角だけ決めて、いきなり出発してしまうのだ。まさに「後は野となれ山となれ」という正真正銘のアドリブ旅だ。どんな旅になるのか、行ってみなければわからない…。そんなワクワク感をぜひ味わってみて欲しい。

車でのひとり旅で気をつけたほうがよいこと

もちろん、何事もよいことばかりというわけではない。車のひとり旅には、車でひとりきりだからこそ、気をつけなければならないこともある。

長時間運転をし続けないこと

旅行中は、ひとりゆえに、常に自分で運転し続けなければならない。これは結構疲れるはずだ。ずっと同じ姿勢のままで、周囲にも気を配りながら、集中力を保っていかなければならないのだから。

うっかり居眠りでもしてしまったら、大勢の人を巻き込むような大事故も起こしかねない。それを防ぐためには、必ず一定の間隔を決めて休憩を取ることと、疲れてきたなと思ったら、すぐに車を止めることだ。高速道路だったら、特に用はなくても、サービスエリアに立ち寄るとよい。姿勢も変えられるし、気分転換にもなる。

車は事前に点検をしておくこと

当たり前のことではあるが、車は常に点検やメンテナンスを怠ることのないようにしておこう。前述のように、「思い立ったら、いつでも出発できる」というのがこの旅の魅力。それには、日頃から車に気を配っておくことが絶対条件だ。

「ガソリンは十分足りているか」、「タイヤの溝に問題はないか」などの基本的なことは常にきちんと確認しておこう。また、冬になって雪道を走る場合は、チェーンやスタッドレスタイヤなどの準備も必要だ。その辺りも忘れないようにしよう。

たまには女っ気のない、男のひとり旅も悪くない。それには車がよく似合う。車種なんて気にしなくてよい。乗り慣れた自分の車で、思いついたらいつでも出かけてしまおう。きっとほかの旅では得られない、新たな出会いが待っているはずだ。


編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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