キャンピングカーで暮らしたい、そんな考えを持っている人は多そうだ。しかし、実際、キャンピングカーで生活するとなると、泊まる場所、電源、風呂や洗濯など日常生活に欠かせないことや、住民票や税金など気になることも多い。本記事では、キャンピングカー生活をする上で必要なことを解説する。

キャンピングカー生活には何が必要?

キャンピングカーで生活をするためには、まず何が必要なのか事前に考えておく必要がある。項目ごとにどのように対処すべきか解説していこう。

寝る場所

キャンピングカーの旅は、当然、車中泊がメインになる。車中泊と自宅での生活とでは疲れ方も異なってくるため、寝具は体に合った、よく眠れるものを揃えるといいだろう。基本的には車内にベッドがあるだろうが、ない場合には、車に入るかどうかも見極めたい。車内泊に飽きたら、ホテルや旅館などに宿泊するのもおすすめだ。マンネリ感なくキャンピングカーでの旅を楽しめる。

電源

キャンピングカーでの生活にとって電源はかなり重要。エアコン、冷蔵庫、電子レンジなど、エンジンを停止中でも電源を使えるようにサブバッテリーは必ず必要。キャンピングカーは基本的にサブバッテリーを搭載しているが、電化製品をいろいろ使いたい、という人は追加のサブバッテリーを購入したほうがいいだろう。

食事

食事は、キャンピングカーにキッチンがあれば自炊がおすすめだ。しかし、旅先での楽しみのひとつ「食」を全く満喫しないのでは、旅の充実感が半減しかねない。自炊するならその土地ごとの特産品を取り入れ、たまに外食でその土地ならではのグルメを楽しむといいだろう。

住所・郵便物

キャンピングカーで生活するにしても、住民票はどこかに定める必要がある。家族や友人などの住所を使わせてもらえるよう相談しておこう。郵便物が多い場合は、家族や友人に迷惑をかけてしまうので、私書箱を使うという選択肢もある。また宅配便は、コンビニ受け取りを利用するのがおすすめだ。

駐車場

キャンピングカーでも、車庫証明は必要だ。駐車場は、自宅住所から2km以内の場所に用意することを求められるが、前項の場合では、家族や友人宅の住所近辺に駐車場を用意することになる。キャンピングカーが駐車できる駐車場を確保できない場合、キャンピングカー専用の保管場所「モータープール」を利用することも可能だ。

また、キャンピングカーで旅をするのであれば、旅の途中で車中泊をする駐車場も必要になる。「パーキングエリア」や車中泊用の施設「RVパーク」、「オートキャンプ場」などがポピュラーだ。その他にも停められるようならコンビニの駐車場という選択肢もある。ただし、治安の面から夜の公園は危険なので避けた方がいい。

風呂

風呂は、銭湯や温泉施設などを利用することになる。RVパークも入浴施設が併設されている場所に置かれているケースが多数だ。スポーツジムを利用してお風呂に入ってもいい。民間のスポーツジムは高額になることが多いが、公営のスポーツ施設ならそれほど高くつくことはないだろう。

トイレ

サービスエリア、RVパーク、オートキャンプ場であれば、施設内にトイレがある。車中泊する場所の近くにトイレがない場合は、一番近くのコンビニまでの移動時間を確認しておいてほしい。

洗濯

車内に水がためられないなら、洗濯はコインランドリーが便利だ。1回数百円程度で利用可能だが、毎日していると意外と負担も大きくなる。車内を圧迫しない程度に洗濯物をためておき、まとめて洗濯するのが賢明だ。くれぐれも車内の衛生環境が悪化するようなため方は避けたい。

ネット環境

車内でパソコンを使用する場合は、ポケットWi-Fiがおすすめだ。たいてい数台を同時に接続できるので便利に利用できる。携帯電話のプランを通信容量の大きいものにしてテザリングを利用する手もある。フリーWi-Fi機能を整えた施設もあるので、状況に応じて使い分けてもいいだろう。

キャンピングカーにかかる税金は?

キャンピングカーで生活する場合でも、当然、住民税の支払いからは免れない。1月1日時点で住民票があった市区町村に住民税を収めることになる。また、その他の車両と同様、自動車税、重量税も必要だ。ただし、住宅を保有している場合とは異なり、固定資産税はかからない。

一見、自由なキャンピングカーでの生活だが、実は生活を続けるにはいろいろな問題を解決することが大切だ。だからといって、簡単に諦めてしまうのも悔しい。一つひとつクリアにして、ぜひ本当に気ままな生活を実現してほしい。