今、キャンプ愛好家たちの間で「軽トラ」が注目されていることをご存知だろうか。トラックの荷台部分を寝泊りできるように改造すれば、キャンプ仕様の軽トラが完成だ。当記事では、軽トラを使った車中泊の魅力について解説する。

軽トラで車中泊をする魅力

近年、軽トラを使ったキャンプにハマるキャンパーが増えてきており、新たなキャンプスタイルとして定着しつつある。そこで今回は、車中泊ならぬ「荷台泊」の魅力をご紹介しよう。

費用がかからない

軽トラの最大の魅力は、初期費用を大幅に抑えられる点にある。軽トラの本体価格は、ミニバンやキャンピングカーと比べて圧倒的に安い。分類上は軽自動車であるため維持費も安く、小回りも利くことから移動がスムーズだ。乗車定員は2人までなので、1人〜少人数でのキャンプにおすすめだろう。

スペースを有効活用できる

軽トラといえば、広々とした荷台が特徴だ。荷台の大きさはメーカーによって異なるが、一般的には以下のようになっている。

  • 床面の長さ:194cm〜203cm
  • 荷台の長さ(実際に活用できるスペースの長さ):194cm前後
  • 床面の幅:141cm
  • 地面から荷台までの高さ:64cm〜66cm

たっぷりと荷物を積むことができ、大人が寝泊りするにも十分な広さだ。これだけのスペースを自由に使える点も、軽トラの魅力のひとつといえよう。

軽トラの荷台を快適に活用

軽トラの荷台は、アイデア次第でさまざまなカスタマイズが可能だ。ここからは、荷台の有効な活用方法をご紹介する。

テント代わりに幌(ほろ)を張る

「幌」とは、ホコリや雨風から荷物を守る布のことだ。荷台に幌を張るだけで、人目を気にせず過ごせる居住スペースが完成する。市販の幌キットを使えば、初心者でも簡単に設置することが可能だ。

荷台にテントを張る

荷台にテントを張るという方法もある。荷台に付いている縄かけピックに、テントの四隅を固定するだけで取り付けられる。注意点として、テントを張った状態での走行は危険なため、必ず現地で付け外しを行おう。

本格改造でキャンピングカー仕様にする

荷台の上にモバイルハウスを自作して、キャンピングカーのように改造するのもおすすめだ。デザインの自由度が高く、DIY好きにはたまらないだろう。内部に窓や棚、ローテーブルなどを設ければ、ただの荷台が快適な居住スペースに変身するはずだ。

なお、軽トラの最大積載量は350kg(人員の重量を除く)までと決められている。これを上回る荷物を積むことは違法行為となるため、くれぐれも注意しよう。もちろん、荷台に人を乗せて走ることも御法度だ。以上の点をしっかりと守り、安全に軽トラキャンプを楽しもう。