地方にはその土地特有のご当地ネタが多数存在する。東京にもご当地ネタはいくつかあるが、ユニークさでいうと地方に分がある。
さまざまな観光客が訪れるほど有名なものもあるため、今回は地方のおもしろご当地ネタを5つ紹介する。内容は以下の通りである。
1.青森県|JR五能線木造駅舎
2.北海道|二股駅(ふたまたえき)
3.岐阜県|関ヶ原の観光案内所
4.富山県|立山サンダーバード
5.群馬県|三途川
ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説! 知っているご当地ネタがあるかどうか、本記事を読み進めてぜひチェックしてみてほしい。
■青森県|JR五能線木造駅舎
青森県のJR五能線木造駅舎には、巨大な遮光器土偶の形をした建物がある。この遮光器土偶は、通称「しゃこちゃん」と呼ばれている。
電車が発着すると、土偶本体の目を点滅させ、発着を知らせてくれる。この目の点滅は、通称「いらっしゃいビーム」と言われており、遮光器土偶が乗客をお出迎えしている。
遮光器土偶は駅舎と一体化しており、サイズもかなり大きいため、ほかの駅では見られない迫力がそこにある。なお、JR五能線木造駅舎は、特徴ある駅として「東北の駅百選」に選ばれている。
■北海道|二股駅(ふたまたえき)
北海道には「二股駅(ふたまたえき)」という駅が存在する。「二股」という名称がつく駅はほかにも存在するのだが、その際は「〇〇二股」といったように、元の地名と合わさっていることが多い。
しかし、北海道の「二股駅」はその名前通り、表現がストレートである。二股という言葉はあまり良い意味で用いられないのだが、この駅名は男女の恋愛事情を指しているのではない。
近くを流れる長万部(おしゃまんべ)川とチライ川が合流していることから、その名称がつけられたそうだ。
■岐阜県|関ヶ原の観光案内所
岐阜県の関ヶ原の観光案内所には、少し変わったロッカーが設置されている。なんとそのロッカーには、武将の絵柄が施されているのだ。
ロッカーの一つひとつに武将の絵柄が描かれているため、好みの武将を選んでロッカーを使用できる。大身な大名のロッカーになればなるほど、料金が高くなるというこだわりもある。
好きな武将がいれば、そのロッカーを使って思いにふけることもできるだろう。とはいえ、最大でも1日300円という安さで利用できるため、少し悲しい気持ちになる場合も……。
■富山県|立山サンダーバード
富山県にある立山サンダーバードは、「伝説のコンビニ」と言われる少し変わったお店だ。このコンビニでは、熊肉を使用したおにぎり、ホタルイカを使ったサンドイッチなどが販売されている。
そのほか、「きのこの山」や「たけのこの里」を使ったサンドイッチや、チャーハンと餃子を使ったサンドイッチというように、少し変わった商品が販売されているほか、商品のネーミングセンスも独特である。
「ホッタッルッイッカッ♪ブロッコリーチーズ」という、なんとも愉快なネーミングで商品が販売されているのだ。その商品が人気なのもまた面白い。
■群馬県|三途川
三途の川はよく知られている通り、あの世とこの世をつなぐ川である。その名称の川が群馬県に存在する。
とはいえ、実際に存在するのは一般的な川であり、特に変わった要素があるわけではない。そして、実際に渡ってみてもあの世を見れるわけでも、不可思議な現象が起こるわけでもなく、ただただ普通の川である。
「三途川」と書かれた看板はあまり目立たないため、知らずに渡っている人も多いのだとか……。
ちなみに、青森県や秋田県にも、三途川という名称がついた川が存在している。興味がある人は、ぜひ一度訪れてみてほしい。
■まとめ
今回は、地方特有のおもしろご当地ネタを全部で5つ紹介した。
地方には東京では見られない、その土地特有のおもしろスポットが存在する。そのご当地ネタを実際に見たいがために、さまざまな地域から観光客が訪れるほどだ。
今回紹介したご当地ネタはほんの一部であるため、興味がある人はほかのご当地ネタもぜひ調べてみてほしい。
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