63766ぶっちゃけアリ?ナシ? びっくりするけどおいしい“地域独自の食べ方”が興味深かった!

ぶっちゃけアリ?ナシ? びっくりするけどおいしい“地域独自の食べ方”が興味深かった!

男の隠れ家編集部
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関東と関西でうどんの出汁が異なることは有名であるが、そのほかにも各地域には独自の食文化やものの食べ方が存在している。

正直なところ、うどんの出汁が違うくらいで驚く人はいないだろう。しかし、日本各地で愛されている地域独自の食文化のなかには、違う地域で生まれ育った人がカルチャーショックを受けるようなユニークなものがあるというのだ。

そこで本記事では、思わず「ホント!?」と言ってしまいそうな食べ合わせ文化についていくつか紹介する。

■炭水化物×ご飯

まずは、軽いジャブから。関西には、お好み焼きやたこ焼きとご飯を一緒に食べる食習慣があることは周知の事実。ほかにも、焼きそばをおかずにご飯、うどんをおかずにご飯を食べるなど、さまざまな「炭水化物×ご飯」のバリエーションがある。

これはどうやら、「濃いめの味付けや出汁の味がご飯と合う」という理由で支持されている食べ方なんだとか。ただし、同じ地域出身でも炭水化物の重ね食べをしない派の人もいるため、好みは分かれるようだ。

■砂糖×トマト

暑い季節になるとさっぱり美味しいトマト。居酒屋などで冷やしトマトを頼むとマヨネーズや塩が添えられることが多いが、北海道など関東より東の地域では砂糖をかけて食べるのが一般的らしい。

この食習慣が定着した理由としては、東日本では甘いトマトが実りにくかったからという説がある。近年は、品種改良や物流の発展により全国各地で甘いトマトが食べられるようになったが、まだまだトマトに砂糖をかけてスイーツのように楽しむ人は少なくない。

■砂糖×アメリカンドッグ

ケチャップとマスタードをかけて食べるスタイルがオーソドックスなアメリカンドッグ。しかし北海道の釧路を含む一部地域では、アメリカンドッグに砂糖をかけて食べる習慣があるようだ。

起源は定かではないが、「炭鉱や漁業に従事していた人々が疲れを癒すために甘いものを食べていた」「砂糖の原料となるビートの生産量が全国一だったから」という説が有力だ。砂糖がかかったアメリカンドッグは、「フレンチドッグ」と呼ばれて親しまれている。

■納豆×餅

山形県や宮城県、茨城県、京都府など、一部地域では納豆餅という郷土料理が愛されている。その名の通り、餅と納豆を一緒にいただく。その昔、貴重なタンパク源である納豆を腹持ちのいい餅で包んで食べていたことが、納豆餅の起源だとされている。

一口に納豆餅と言っても、食べ方はさまざま。醤油をかけて大根おろしとネギを添えてさっぱり食べる人もいれば、砂糖と醤油で味付けをする人もいるのだとか。キムチや肉味噌を乗せて自分好みにカスタマイズすれば、酒のあてとしても大活躍してくれそうだ。

■冷やし中華×マヨネーズ

東海地方や東北地方を中心とした地域では、冷やし中華にマヨネーズをかけて食べることがあるそう。この食べ方は、名古屋が生んだご当地チェーン店「スガキヤ」が発祥だと言われており、マヨネーズは冷やし中華の「ソウル薬味」だと支持されている。

マヨネーズが冷やし中華の酸味をまろやかにしてくれて、コクもアップするこの食べ方。酸っぱい味が苦手な人でも、マヨネーズがあれば夏の風物詩をさっぱりと楽しめるかも。

■天ぷらまんじゅう×蕎麦

福島県や長野県などには、まんじゅうを天ぷらにして食べる習慣がある。発祥の地だと考えられているのは長野県で、仏前に供えられて固くなったまんじゅうを美味しく食べるために揚げたことが起源だとされている。

そんな天ぷらまんじゅうを蕎麦にトッピングしたのが、会津の名物料理。出汁があんこの上品な甘さを際立たせてくれると、女性や子どもからも人気を集めている。

■日本各地のユニークな食べ方にチャレンジしてみてはいかが?

土地が持つ歴史や天候、地質的特徴が異なるように、同じ日本国内であっても食文化は地域によって大きく異なる。

馴染みがないと「え、それって本当においしいの!?」と思ってしまうような食べ合わせでも、食べてみると意外に心を鷲掴みにされるかもしれない。ぜひ固定観念や見た目にとらわれず、地域独自の食べ方で新しい食の可能性を追求してみてほしい。

楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思うので、乞うご期待!

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