65719神と人の異界を往く——。“呪い”ではない“祈り”としての呪術の真実とは?

神と人の異界を往く——。“呪い”ではない“祈り”としての呪術の真実とは?

男の隠れ家編集部
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– Latest Issue 最新号 –

時空旅人 2022年9月号 Vol.69「呪術の世界」好評発売中!

|Featured Story|

邪気を払い、幸福を願う。修験道、密教、陰陽道、神道、民間信仰を元に、過去から現在まで続く「呪術」の本質を探る。

呪術とは祈りである。病魔退散や五穀豊穣……。幸せな暮らしを願うことは、古代から人々が繰り返してきた営みである。古くは卑弥呼が用いたという鬼道、真言密教の開祖である空海や、陰陽道で知られる安倍晴明の伝説、さまざまな行為によって人は超自然的な存在と交信しようとしてきた。さらに本誌では怨霊と恐れられた平将門、東北のオシラサマに進行など、日本の正史には見られない文化にも触れる。呪術とは何か、その根源を探る旅へと出かけよう。

奈良呪術紀行・京都呪術紀行

外来文化を取り入れつつ国家体制の確立を急ぐ中、造られた平城京。大陸からはさまざまな文化と共にもたらされた呪術は古来の信仰と混ざり合い、都の人々に広まっていく。平城京から始まり、空海、貴船神社、晴明神社など、日本における呪術の歴史を辿る。

平将門と重複伝説

関東地方を中心に伝わる平将門の伝承の数々。彼は何のために立ち上がり、戦ったのか。怨霊とされた男の真実を今、紐解こう。

このほか、民間伝承のオシラサマや原始の祈りのかたちを追った山梨縄文紀行のルポなど、多角的な視点から呪術を捉えた。

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