69101古代悠久の至宝が30年ぶりによみがえる。古代東アジアを生きた、ある王国の歴史

古代悠久の至宝が30年ぶりによみがえる。古代東アジアを生きた、ある王国の歴史

男の隠れ家編集部
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– Latest Issue 最新号 –

時空旅人 2022年11月号 Vol.70「古代倭と加耶」好評発売中!

|Featured Story|

今こそ知りたい古代東アジアの世界。朝鮮半島南部に存在した王国連合の歴史とは?

遥か昔、国というものがまだ朧げだった時代があった。しかし稲作から定住、そしてムラやクニが誕生すると社会は一変した。人々は団結し、ときに自らの財産を守るために侵入者と戦い始めた。

また青銅器や鉄器などの新しい文明の利器は交易品として海を越えた。古代中国の繁栄、朝鮮半島と古代倭の交流。それぞれが交錯する古の世界へ。

巻頭は国立歴史民俗博物館で行われる国際規格展示「加耶ー古代東アジアを生きた、ある王国の歴史ー」展。

高句麗、新羅、百済の三国が覇を競い合った古代朝鮮半島において、いずれの国にも属さない小さな連合国家があった。その名を加耶という。倭とも関わりの深かったその国の実像に迫る。

【序章】古代倭・古代中国・古代朝鮮

まずは古代倭・古代中国・古代朝鮮の3地域の歴史を探る。東アジアの国々がどのように誕生し、どのように関わりあってきたのだろうか。

古代東アジアの世界

古代東アジアの歴史を国境を超えた視点で辿っていく。さらに漢委奴国王印、邪馬台国、七支刀、倭五王などのキーワードを元に、東アジアの中で動きを見せる倭と各国の関係性を探る。

このほか吉野ケ里遺跡や沖ノ島の祭祀、埼玉古墳群から出土した国宝・金錯銘鉄剣などの重要な遺跡や出土品の考察、加耶の研究史をたどる寄稿など、倭と加耶を中心に東アジアの古代史に深く切り込んだ内容が目白押し。

あまり注目されることのない古代東アジアの歴史、生活、文化について知ることができる特集となっている。

世界が動乱に揺れる今だからこそ、日本人として読んでおきたい一冊だ。

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編集部
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