「仕事・作業を頑張りたいのにモチベーションが続かない……」そんな悩みを抱えている人はいないだろうか? やる気だけで長時間作業をこなすのは限界があるため、強制力を働かせる「仕組み」で解決するのが効果的だ。
そこで今回は、仕事・作業のモチベーションを維持する3つのテクニックを解説する。何かしらの分野で結果を出したい人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
■テクニック1.作業通話のコミュニティを形成する
1つ目は、作業通話のコミュニティを形成するという方法だ。作業通話で誰かと一緒に作業をすることで、強制力が働きモチベーションの維持が容易になる。
この方法はテレワークや自宅での作業で、強制力を欲している人におすすめする。テレワークや自宅での作業は、監視の目が少なくある程度の自由が与えられているため、良くも悪くも自分ひとりの意思で作業を進める必要がある。
多くの人は強制力がないとサボることを考えてしまうので、テレワークや自宅での作業をする場合、効率的に作業を進めるのが難しくなるのだ。
そんな状況を打破するには、作業通話のコミュニティを形成し、あえて監視の目を設けて強制力をつける方法が効果的である。そもそも作業通話とは、LINEやDiscordといった通話アプリを使い、複数人で一緒に作業をする行為のことだ。
グループを作って複数人で作業をすれば、一体感が生まれてモチベーションが自然と湧いてくるため、同僚や友達、見ず知らずの人など、「作業をしたい」という同じ目的を持った人を集めてコミュニティを形成しよう。
「朝8時から必ず作業通話を開始する」というように、前もってスケジューリングをしておけば、さらに強制力が高まるためおすすめだ。
■テクニック2.一定時間ごとに作業場所を変える
一定時間ごとに作業場所を変えるのも効果的。同じ場所で長時間の作業を続けると、次第に飽きが生じてしまうため、作業に対するモチベーションが低下してしまうのだ。「飽きてきたな……」と感じたら、以下のような場所に移動し、モチベーションを維持しよう。
- 自宅
- オフィス
- カフェ
- 公園
- ホテル
- ネットカフェ
- 図書館
- コワーキングスペース
- トイレ
- ファミレス
- 車内
- カラオケ
一部有料の施設もあるが、どうしても集中できない場合にはぜひ利用してみてほしい。行き慣れていない場所で作業をすることで、緊張感が生まれて目の前のことに集中できるはずだ。
ただ、人によって集中できる作業場所が異なるため、まずは手当たり次第実践してみることが大切。自分に合った作業場所を見つけたら、「朝8〜12時までは自宅、13〜16時まではカフェ、17〜20時まではファミレス」といった具合に、ルーティン化することをおすすめする。
■テクニック3.ポモドーロ・テクニックでメリハリをつける
どうしてもモチベーションを保てない場合は、ポモドーロ・テクニックを使って効率的に作業してみてほしい。作業時間と休憩時間を明確に分けることで、メリハリがついて飽きることなく作業に没頭できるはずだ。
そもそもポモドーロ・テクニックとは、仕事や作業の時間を25分ごとに分割し、合間に5分間の休憩を挟んでスケジューリングする作業術のことだ。このポモドーロ・テクニックは25分の作業と5分の休憩を1ポモドーロとし、4ポモドーロごとに15〜30分程度の長時間休憩を設けることが推奨されている。
ここで注意したいのが、長めの休憩時間に趣味を挟まないことだ。趣味で息抜きをするのも大切だが、ポモドーロ・テクニック中に楽しいことをしてしまうと、作業に戻ってこれない可能性がある。できれば長めの休憩時間には、仮眠や運動を取り入れて頭をリセットするようにしよう。
■まとめ
今回は、仕事や作業のモチベーションを維持する3つのテクニックを紹介した。あなたにピッタリのものは見つかっただろうか?
本記事で紹介したテクニックは、いずれも筆者が実践して高い効果が見込めたものである。全員に効果があるとは限らないが、作業のモチベーションを維持できない人は、ぜひ一度試してみてほしい。
楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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