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時空旅人 2024年7月号 Vol.80
「空海 魔を打ち破る言霊の力」好評発売中!
|Featured Story|
“五感”の教えとされる密教は、曼荼羅や真言などを通してあらゆる感覚に意味を見出す。
「――密蔵は深玄にして翰墨に載せ難し。更に図画を仮りて悟らざるに開示す」(『御請来目録』)。
弘法大師空海が伝えた秘密仏教、その深淵に触れるため、ゆかりの真言宗寺院を訪ねた。
【巻頭特集】特別展「神護寺ーー空海と真言密教のはじまり」
名もなき遣唐使の留学僧として唐に渡った空海は、密教の奥義を会得して日本へと戻った。 活動の拠点としたのが和気清麻呂という貴族が開いた修行道場、高雄山寺――現在の神護寺である。
真言密教はじまりの地、屈指の古刹に伝わる名宝の数々に出会える得難い機会がくる。
【メイン特集】東寺・真言宗の名刹・高野山を巡る
空海の思想を曼荼羅として残す東寺。
空海ゆかりの名刹や彼が最後のたどりついた高野山などを巡るルポ。聖地の数々を訪ねよう。
【コラム】阿字観のすすめ
宗派によってさまざまな仏教体験が可能だが、たとえば念仏会が“動”の体験とすれば阿字観会はまさに“静”の瞑想法だ。真言宗智山派別院真福寺での阿字観会に参加した。
真言宗において重視される言霊の力とは。神護寺のさまざまな寺宝とともに真言密教の真髄に迫る。
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