102099雑誌「男の隠れ家」編集部が選んだいいもの。柔らかな曲線が暮らしを彩る木製家具

雑誌「男の隠れ家」編集部が選んだいいもの。柔らかな曲線が暮らしを彩る木製家具

男の隠れ家編集部
編集部

■あなたと共に生きる家具

●KOMA(東京都)× 木製家具

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

カウンターとしても使え、収納は棚を上下させたり取り外すことで最大高640mmまで収納可能。脚下は掃除ロボットも通れる高さ。

家に帰ると、まずキャビネットに置かれたウイスキーの瓶を取り、グラスに酒を注ぐ。そんなギャング映画のワンシーンに男なら誰もが憧れることだろう。

「KOMA」の作る「cocoda cabinet」にはまさにそんなシーンを想わせる渋さと高級感がある。半円形のキャビネットの天板は鉋で整えられ、柔らかさと鋭さを同時に表現。

脚とのつなぎは刀で削り出して一体感を持たせている。左右に開く扉は、無垢材に角度をつけて合わせたもの。角度をつけることで家具に表情が生まれ、アクセントとなる。細かなニュアンスと大胆なデザインが同居した世にも美しい家具だ。

扉には、ゆっくりと閉まるソフトクローズ機能を備えるなど、日常使いの利便性も抜かりない。棚ダボは経年変化が楽しめる削り出しの真鍮で、金物を留めるビス1本にも気配りがうかがえる。

木材を刀で削り出す作業。刃渡り12cm前後の「繰小刀」をもとに松岡氏が考案した特注の刀を使用している。1本でさまざまな用途に応えられるように刃渡りが24cmもある。

KOMAの家具作りは代表、職人、デザイナーである松岡茂樹氏がスケッチをすべて描き、図面を起こし、自らの手で一点物の作品として立ち上げることから始まる。

国内外で多くの賞を受賞し、厚生労働省から「現代の名工」として2020年度の最年少で表彰されるなど、その技術は折り紙つき。座り心地や持ち運びのしやすさ、安全性や強度など道具としての機能を追求していくと自然と美しいデザインに至る「用の美」を志し、家具作りを行っているのだという。

鉋や刀、砥石など、職人それぞれの好みや技量に合わせて自分専用の道具を使用する。

同じものが2つとない木材では木目が家具の表情や美しさを大きく左右する。KOMAの職人全員がテーブルやキャビネットの天板はもちろん、椅子の脚1本から小物に至るまで、手がけるすべての製品の木目や色味を見極め、一つひとつ絵を描くように意匠をこらしている。

そして、そこに使う人それぞれの“暮らし”という味わいが加わりそこで初めて木製家具の真の美しさが生まれる。

基本設計はそのままに「cocoda」シリーズの椅子やTVボードなど、各種木製家具も販売されている。KOMAの家具を揃えて映画のような日常を送りたい。

【商品概要】
製品名:cocoda cabinet
価 格:cherry/69万8500円、walnat/80万6300円
サイズ:W1000×D450×H950mm
デザイン:松岡茂樹

KOMA shop 杉並本店
東京都杉並区上荻1-24-10 1F
TEL:03-6383-5585
公式HP:KOMA shop

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