76030日本酒が「水と哲学」で変わる? 異なる9つの酒蔵が前代未聞の試み【イベント】

日本酒が「水と哲学」で変わる? 異なる9つの酒蔵が前代未聞の試み【イベント】

男の隠れ家編集部
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Makuakeにてプロジェクト開催中の「【水と哲学でどう変わる?】日本酒の謎に9人の杜氏が立ち上がる|純米大吟醸9本」

同じ米・麹・酵母で醸す9蔵9本の純米大吟醸を飲み比べられるセットが好評だ。それぞれの水と哲学で味わいにどんな変化があるのか…。

■多彩な日本酒を実感する、わかりやすいプロジェクト

日本酒ほど味わいの違いを繊細に表現する酒はないのではないか。

現在、我が国には1400を超える清酒の蔵(酒造)があるといわれている。TVCMで流れるような誰もが知るメジャーブランドから、都会の市場には滅多に出回らない知る人ぞ知る酒蔵など、枚挙にいとまがない。

では、それぞれの味の違いは一体どこから来るのか? 日本酒が好きな人であれば容易く想像がつく質問だが、主に原料となる【米・麹・酵母・水】の違いが大きいだろう。

さらに蔵元や杜氏の思想や技術も大きな要因となるだろうし、細かいところまで突き詰めると、気温や湿度、海が近いのか、山の中なのか。そういった風土の違いも影響しているに違いない。

今回、Makuakeで開催中の本プロジェクトは、その小さな疑問に答えを求めるような内容だといえる。

■同じ米・麹・酵母を使い、9つの蔵が純米大吟醸を醸す

違うのは【水】と【哲学】だけ。それ以外の原料はみな同じものを使って、味にどんな違いがでるのか? 

明確な答えが単純に割り出されるものではないが、それは間違いなく今回の9種の純米大吟醸を口に含んだ瞬間にわかるだろう。

【哲学】とは各酒蔵の酒造りに対する思いやりや技術のことと定義し、以下の酒蔵がプロジェクトに参画した。

・阿櫻酒造(秋田県)
・加賀の井酒造(新潟県)
・銀盤酒造(富山県)
・富士高砂酒造(静岡県)
・盛田(愛知県)
・老田酒造(岐阜県)
・千代菊(岐阜県)
・中川酒造(鳥取県)
・桜うづまき酒造(愛媛県)

歴史や風土が異なる9つの酒蔵が垣根を越えて、どんな日本酒を醸すのか。どんな結果となるのかワクワクするこの取り組み。

Makuakeでは3本セット・6本セット・9本セットを用意し、2月27日まで応援購入が可能となっている。(※各セットの価格、内容やサイズなどはプロジェクトページを参照ください)

Makuakeプロジェクトページ

■【水と哲学でどう変わる?】飲み比べトークイベントの開催が決定!

このプロジェクトの面白さや価値のある試みを広く伝えるため、日本各地の日本酒イベントで活躍する、きき酒師の漫才師「にほんしゅ」が主催となり、限定15名の試飲付き飲み比べトークイベントを開催する。

9蔵のうちから3種類の純米大吟醸をテイスティングしながら、それぞれの酒の特徴、地域の特徴などを中心とした日本酒トークをきき酒師の視点から面白おかしく展開していく内容だ。

参加費は1500円と破格の値段となっている。また、当日はイベントの模様をライブ配信することも決まっている。

日時:2023年5月12日(金)
会場:(株)三栄(男の隠れ家デジタル)コラボスペース
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目22−1 新宿スクエアタワー26階
電話:070-7579-4680
時間:19:00~20:00(18:45より受付開始)
料金:1,500円
主催:きき酒師の漫才師『にほんしゅ』
協力:男の隠れ家デジタル

※当日は1グループ5名に分かれ、9蔵のうちから3種類の純米大吟醸をテイスティングしていただきます。(各30ml)

【水と哲学でどう変わる?】純米大吟醸の飲み比べトークイベント

【プロフィール】にほんしゅ(あさやん、北井一彰)
世界で唯一⁉のきき酒師漫才師「にほんしゅ」。酒漫才披露や司会、セミナー講師、テレビやラジオ、雑誌やWEBなどの各種メディア出演等全国の日本酒にまつわるイベントや日本酒セミナーを開催するなど日々奮闘している。日本酒を学び探究する真摯な姿勢から、全国の酒蔵、酒造組合からの信頼は厚い。

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