22572初夏の晩酌は伝統を受け継ぐ作家たちの萩焼で|おすすめの萩焼酒器5選

初夏の晩酌は伝統を受け継ぐ作家たちの萩焼で|おすすめの萩焼酒器5選

男の隠れ家編集部
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家で過ごす時間が増えた昨今。1日の疲れを癒す晩酌も自宅でしっぽりという人も多いだろう。そんな方々にオススメなのが、伝統を受け継ぐ作家たちが手がけた萩焼の酒器で晩酌をより愉しくすることだ。良い酒器は酒をより一層、旨くする。
目次

旬の酒肴と作家による手しごとの器でわがままな晩酌を

萩焼(はぎやき)とは?
慶長年間に韓国より渡来した陶工、李勺光、李敬兄弟が毛利藩の御用窯として開窯したことに始まる萩焼。古来より茶人から「一楽、二萩、三唐津」と賞され、愛されてきた。特徴は、焼き上がりの土の柔らかさと吸水性にある。この吸水性により、長年大切に使い込むことで「萩の七化け」と呼ばれる色合いの変化を楽しむことができる。また、この色の変化により、自分だけの器が出来上がる。

程よい装飾がモダンなペアロック碗

さっと施したような程よい装飾で遊びを利かせたペアロック碗。大きめの氷を入れて焼酎を注げば、いつもの晩酌もお店気分で楽しめる。作家は酒器や茶器、花瓶のほか、オブジェ制作でも注目を集める舟崎透。

自由にならない土と、思いを裏切る釉薬を巧みに操り、生み出される作品は、どれもモダンで独創的。本品においても、その現代的な感覚が遺憾なく発揮されている。1964年より第十二代三輪休雪に師事。萩市文化奨励賞、萩の陶芸家たち展大賞など、受賞多数。ギフトにもお勧めだ。

【商品概要】
萩焼 二彩ロック碗ペア 透作
■サイズ/各Φ約85×高さ80mm
■容量/各240ml
■備考/木箱入り
■価格:1万800円(税込)
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毎日の晩酌のお供に

豊かな表情が魅力の粉引(こひき)の徳利&ぐい呑みセット。粉引ならではの柔らかな印象を残しつつも、大人の渋みが光る仕上がりとなっている。

作家は、表面に技巧を凝らしたり、大胆なろくろ目を取り入れるなど、デザイン性に優れた作品を得意とする庄圭一郎。旬の食材を使った酒肴と共に、一杯やりたい。酒を酌み交わす愉しみがまたひとつ増えそうだ。

【商品概要】
萩焼 粉引お預け酒器 圭一郎作
■サイズ/徳利:Φ約95×高さ120mm、ぐい呑み:Φ約70×高さ50mm 
■容量/徳利:400ml、ぐい呑み:120ml
■備考/木箱入り
■価格:8000円(税込)
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青萩の徳利&ぐい呑みセット

青萩の徳利&ぐい呑みセット。土に命を与える作陶を目指す萩焼作家、山根清玩の作。山根の作品は多彩な色使いが特徴で、なかでもブルーの色出しを得意としており、新しい宇宙がそこに生まれたような、その特別な青は「清玩ブルー」と呼ばれ定評がある。

無限の広がりを見せる空を想起させる青の釉薬の濃淡が美しい。酒を含むとしっとりとその深みを増す萩焼。酒はもっと美味しくなり、ほろ酔い気分の宵は心地良く更けてゆく。

【商品概要】
萩焼 青萩お預け酒器 清玩作
■サイズ/徳利:Φ約90×高さ130mm、ぐい呑み:Φ約65×高さ50mm
■容量/徳利:380ml、ぐい呑み:80ml
■備考/木箱入り
■価格:1万円(税込)
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冷酒を味わう萩焼の冷酒揃え

茶器の湯冷ましを縦に大きくしたような注器(片口)とぐい呑みのセット。この冷酒揃えの片口は容量が340mlと、徳利に比べて少ないため、キンキンに冷やした日本酒の温度変化が起こる前に飲み切ることができる。

普段は徳利を使っているけれど、たまには気分を変えてみたいという方や、粋に酒を楽しみたい方にお勧めだ。萩焼作家、庄圭一郎・作。

【商品概要】
萩焼 六花冷酒器 圭一郎作
■サイズ/注器:約130×105×85mm、ぐい呑み:Φ約75×高さ60mm
■容量/注器:340ml、ぐい呑み:120ml
■外箱/木箱
■価格:6000円(税込)
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荒々しい造形が魅力の鬼萩ぐい呑み

萩焼の中でも、高台(こうだい、円環状の台部)が大きく、荒砂を入れて作陶した器を、特別に「鬼萩」と呼ぶ。本品はさらに、高台に数箇所、切り込みを施した切高台(きりこうだい)となっており、一層趣深い仕上がりに。釉薬の大胆な流れも相まって、存在感あるぐい呑みとなっている。

【商品概要】
萩焼 鬼萩ぐい呑み 清玩作
※地割れ部分は、地割れがたくさんあるものや、比較的少ないものまで、一つひとつ個体差があります
■サイズ/Φ約85×高さ60mm
■容量/90ml
■備考/木箱入り
■価格:5500円(税込)
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編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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