皆さんは、スペシャルティコーヒーへのこだわりはお持ちだろうか?

サードウェーブコーヒーという風潮が日本に訪れて以来、スペシャルティコーヒーは少しずつ人々へ浸透している。

スペシャルティコーヒーに触れる機会が多くなったと同時に、個々でこだわりを持って飲んでいるという人も増えているだろう。

そこで、筆者のスペシャルティコーヒーへのこだわりについて本記事で話してみよう。

◼️スペシャルティコーヒーは個性を純粋に楽しむもの

スペシャルティコーヒーは、各国のスペシャルティコーヒーの認定団体が定めた下記のさまざまな基準・審査をクリアした高品質のコーヒー豆のことを指す。

・甘味
・酸味
・香り
・口当たり
・透明度
・余韻の長さなど

世界の国々に思いを馳せながら味わうコーヒーは、どこか趣深いものがあるだろう。

「味覚」や「味の好み」は人によって大きく異なる。とにかく濃くて苦味の強いコーヒーであればなんでもいいという人も中にはいるはずだ。

だが、高品質のスペシャルティコーヒーだと話は別だ。スペシャルティコーヒーを飲んだときに感じられる苦味は、あくまで味のバランスを整えるための風味だと思っている。

もちろん、コーヒーにとって苦味というのは重要な風味の1つではある。しかし、強すぎる苦味は決して良いものとはいえない。

それは、味が凝縮された濃厚なエスプレッソも同じことがいえるだろう。スペシャルティコーヒーは、基本的にコーヒー豆に含まれた旨味成分を経験やテクニックを駆使して多く引き出せるかが鍵となる。

チョコレートのような濃厚な甘味。フルーツをかじったときのような水々しく透明感のある酸味や口当たり。紅茶のように上品で華やかな香り。これらをバランスよく抽出することが不可欠である。

まだまだ、コーヒーは濃くて苦い飲み物だと思っている人もいるだろうが、スペシャルティコーヒーを飲むときは、コーヒー豆の風味、つまり「個性」を感じながら飲むことが大切なのだ。

スペシャルティコーヒーは「コーヒー豆が持つ豊かな個性を引き出し楽しむ」。これが、筆者の一つ目のこだわりだ。

◼️コーヒーの未来のために無駄な使い方をしない

スペシャルティコーヒーは「コーヒー2050年問題」という深刻な危機に直面している。コーヒー2050年問題とは、地球温暖化による気候変動でコーヒー栽培地・生産量が減少してしまうことを指す。

つまり、このまま地球温暖化が解決できずにいると、2050年にはコーヒー豆を育てられない環境になってしまうかもしれないのだ。そうなればコーヒーは、そのうち失われた飲み物、もしくは、高級品の飲み物として扱われてしまうだろう。

この事実を知っているという人は、そう多くはいないかもしれない。普段からスペシャルティコーヒーを飲んでいたとしても、コーヒー2050年問題について初めて知ったという人も多いのではないだろうか。

日本から遥か遠くのコーヒー生産地では、コーヒー2050年問題という危機が刻一刻と迫っているのだ。

この危機をなんとか解決すべく、コーヒー業界は環境負荷の少ない方法で生産および流通される「サステナブルコーヒー」の確立を目指す取り組みが進められている。

地球温暖化を解決するためにも、未来につながる持続可能なコーヒーづくりを目指さなければならない。

コーヒー2050年問題はコーヒー業界だけではなく、個人で取り組める対策も必要だ。一粒一粒心を込めて扱うことで、コーヒーの未来を少しでも良い方向へと導くことができるかもしれない。

スペシャルティコーヒーも、世界中で生産と消費を繰り返している嗜好品の一つにすぎない。だからこそ、大切に扱うように心がけることが大切なのだ。

これからのスペシャルティコーヒーの未来は、自分たちの手にかかっているといっても過言ではないだろう。

2050年の未来でも美味しいスペシャルティコーヒーを飲めるように「少しでも無駄な消費を減らし、大切に扱うこと」を二つ目のこだわりとして、心がけていきたいと思っている。

◼️まとめ

筆者のスペシャルティコーヒーへのこだわり。それは、コーヒー豆の個性をふんだんに楽しみつつも、未来のためにできる限り無駄な消費をせず、素材を大切に扱っていくことだ。

まだ、スペシャルティコーヒーへのこだわりがない人は、自分好みの生産地や種類を探すことからスタートしてみてはいかがだろうか。

スペシャルティコーヒーへのこだわりを持つことができれば、きっと素晴らしいひとときを過ごせるようになるだろう。

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