あの人のキャンプスタイル拝見!「自然派キャンプ Style 12」
キャンプはただのアクティビティではない。自然の中に身を投じる冒険であり、一種の儀式のようなものだ。そこに何を求めるか、どう楽しむか。それは生き様すら現す。
(※その他の写真は【関連画像】を参照)
※この記事は2025年11月号に掲載されたものです。
■自然と向き合い癒される「間」を楽しむひと時
げんさん/@odagen888
北海道出身で、幼い頃から自然に親しんできたげんさん。デジタルに囲まれた仕事の日々を送るうちに、自然の中で「何もしない時間」や「自然と向き合う時間」を持ちたくなり、キャンプを始めた。
初めて行ったソロキャンプでは、本栖湖の湖畔から夜明けの富士山を見ました。それが思いのほか心に染みて、以来すっかりキャンプの虜です」
現在では月に2~3回、ソロや気の合う仲間とグループキャンプに出かけることが多い。

「焚き火や持ち寄った料理を囲みながら仲間と語り合い、あるいは、読書やアクティビティを楽しんだりと、都会では得られない『間』の時間が魅力です」
湖畔でのキャンプが多いというげんさん。なかでも長野県の青木湖や福島県の小野川湖など、手つかずの自然を堪能できる場所はとくにお気に入りだ。
四季折々の景色とともに、春から秋はカヌーやSUP、自転車などのアクティビティに没頭し、冬は焚き火や薪ストーブのそばで珈琲を片手に読書をしたり風景を撮影したりと、静かな時間を楽しむ。

夜になれば、湖面に映る月明かりや焚き火の香りと音に包まれ、全身で自然を感じる。緩やかな時間だ。
とくに思い出深いのは、昨年訪れた故郷・北海道でのキャンプ。
「羽幌町からフェリーで焼尻島へ自転車で渡り、キャンプ場には私一人だけ。夕日を独り占めし、オンコの森を散策したり、自転車で島を一周したりと、離島ならではの体験を満喫しました」と話す。
ギア選びも妥協せず、装飾よりも機能性や耐久性を重視。ブランドは統一せずに、SNSで見つけたものを徹底的に調べて購入するという。

最近はスウェーデンのHillebergやTentipiのテントがお気に入りで、耐久性が高く自然の中に映える。そのこだわりも、厳しく雄大な北海道の自然で育った経験に根ざしているのだろう。
北海道の大地で培った感覚と、キャンプで味わう静かな時間。焚き火の揺らめきや湖畔の静けさに身を委ねながら、げんさんの冒険は、まだ見ぬ絶景を求めて続く。
■Favorite Gear
■薪ストーブ
Mt.SUMI
Mt.SUMIの薪ストーブ。25㎝未満の薪しか入らないがコンパクトで軽量。

■ティピーテント
Tentipi Safirflex
グループキャンプ用のワンポールテント。2カ所上げるだけでかなりの開放感。

■モジュラーテーブル
hxo design for wanderout
wanderout別注のアルミ製モデル。通常タイプよりも軽量で持ち運びも簡単。

■カヌー
old town pathfinder
Royalex製で頑丈かつ約26kgと軽量なため、湖や穏やかな川での使用に最適。

※この記事は2025年11月号に掲載されたものです。
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