秋のデートといえば、やはり紅葉スポットでの紅葉狩り。辺り一面に広がる紅葉を眺めるだけでも、穏やかと安らぎを感じられるはずだ。この季節でしか体験できない秋の紅葉デートをぜひ楽しんでほしい。
今回は、秋だからこそ行きたいデートにおすすめの紅葉スポットを5つ紹介する。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■1.群馬県|尾瀬ヶ原
群馬県の「尾瀬ヶ原」は、2000m級の山々に囲まれた標高1,400mの湿原だ。9月中旬から10月初めにかけて、草紅葉(くさもみじ)と呼ばれる金色の紅葉が辺り一面に広がる。
尾瀬一帯は、原始林に囲まれた日本最大級の高層地帯であり、ここでは約800種類の珍しい植物たちを見ることができる。9月中旬ごろから草木が金色に色づき、辺り一面に広がるその光景は、まるで絨毯が敷き詰められているようだ。
なお、群馬県の尾瀬ヶ原は特別記念物、特別保護地区に指定されており、たくさんの自然美を感じられる。カップルで訪れれば、テンションが上がること間違いなしだ。
【詳細情報】
場所:群馬県利根郡片品村戸倉
アクセス:上越新幹線「上毛高原駅」より尾瀬戸倉まで路線バスで約1時間50分、尾瀬戸倉から鳩待峠まで乗合バス、またはタクシー利用で約25分
■2.長野県|千畳敷カール
山肌がカラフルに色づく「千畳敷カール」。視界いっぱいに広がる美しい紅葉は、テレビ番組の紅葉ロープウェイ特集で取り上げられるほど人気が高い。
本スポットの魅力は、高低差950mのロープウェイから山肌一面に輝く紅葉を堪能できるところだ。山頂から麓にかけて移り変わる紅葉を見渡すことができる。
また、ロープウェイを使って堪能する以外にも、約40分で周遊できる遊歩道があるため、紅葉を楽しみながらのハイキングも可能。毎年少しずつ紅葉の様子が変化するところも、本スポットの魅力である。
【詳細情報】
場所:長野県駒ヶ根市赤穂
アクセス:JR「駒ヶ根駅」前より女体入口、菅の台バスセンターを経由し、しらび平駅まで路線バスで約40分、しらび平駅から千畳敷駅までロープウェイで約8分
■3.岩手県|三ツ石山
続いて紹介する「三ツ石山」は、岩手県で最も早く紅葉を楽しめる絶景スポットだ。標高1466mという高い立地から山頂付近が、どの方向からも3つの峰に見えることから三ツ石山と呼ばれている。
紅葉の中にわずかに紛れる緑草がマッチし、まるで赤い絨毯を広げたような美しい景色を満喫できる。真っ青な秋空が合わされば、ロマンチックな雰囲気に包まれる。ぜひ山頂からの展望を堪能してほしい。
【詳細情報】
場所:岩手県八幡平市松尾寄木
アクセス:JR「雫石駅」から三ツ石山まで、タクシーで約35分
■4.新潟県|苗場ドラゴンドラ
新潟県の「苗場ドラゴンドラ」は、ゴンドラから空中散歩を楽しめる紅葉スポットだ。アップダウンを繰り返す苗場ドラゴンドラは、片道約5.5kmという日本最長の長さを誇る。
ゴンドラに揺られる約25分間は、日常を忘れて紅葉をじっくりと楽しめる。紅葉の景色とゴンドラの揺れ、地面との高低差により、吊り橋効果とスリルを味わえるはずだ。
【詳細情報】
場所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
アクセス:上越新幹線「越後湯沢駅」東口から、路線バス「苗場プリンスホテル線」で約50分
■5.北海道|大雪山
最後に紹介する北海道の「大雪山」は、9月中旬から下旬にかけて紅葉を楽しめる絶景スポットだ。日本で一番早い紅葉と言われており、美しく幾重にも重なる色彩をロープウェイから目にすることができる。
ロープウェイには最大101名まで乗れるため、カップルでなくてもファミリーや大人数での観光にもおすすめ。今年はぜひ、北海道で美しい紅葉を一番乗りしよう。
【詳細情報】
場所:北海道上川郡東川町勇駒別
アクセス:札幌から旭川までJRで約1時間30分
■まとめ
本記事では、この秋訪れたい紅葉に包まれるデートスポットを5つ紹介した。好みの紅葉スポットは見つかっただろうか?
「せっかくだから遠出して紅葉を楽しみたい」という人は、ぜひ本記事で紹介したスポットに足を運んでみてほしい。非日常的な空間で美しい紅葉を心から楽しめるはずだ。
もちろん今回紹介した場所以外にも、魅力的な紅葉スポットは全国にたくさんある。美しい紅葉に興味を惹かれた人は、ぜひほかのスポットも探してみてほしい。
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