108458夢を届けるクルマづくり|光岡自動車の今

夢を届けるクルマづくり|光岡自動車の今

男の隠れ家編集部
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富山県にある小さな工場で、手作業によって生み出される個性豊かなクルマの数々。自動車業界でオンリーワンの存在をめざす「光岡自動車」の今を見る。

■夢、挑戦、次代へ 100年企業をめざして──

■日本に革新をもたらし続ける 10番目の乗用自動車メーカー

「光岡自動車」は、富山県富山市に本社を置く自動車メーカーだ。昭和43年(1968)2月、創業者である光岡進が28歳の若さで馬小屋を改装し、光岡自動車工業を立ち上げた。

元々は板金塗装業から始まり、新車ディーラーでの経験を活かして中古車販売やカスタムを手がけていた。

創業者・光岡進。1981年、開発部を発足し、オリジナルカーの製造を開始。

昭和45年(1970)にはカーショップを開き、昭和54年(1979)に株式会社光岡自動車を設立。中古車事業「BUBU」を展開し、輸入車の正規ディーラー網を全国に広げた。

オリジナルカー開発の歴史は昭和57年(1982)に始まった。初のモデル「BUBUシャトル50」はマイクロカーとして注目を集め、以降、レプリカタイプのクラシックカーを次々と生み出した。

平成2年(1990)の限定車「ラ・セード」は500台が4日で完売し、独自デザインの人気を証明。

平成6年(1994)には「ゼロワン」を発表し、平成8年(1996)に日本で10番目の乗用車メーカーとして型式認定を取得した。これはホンダ以来30年ぶりの快挙で、自動車産業に新風を吹き込んだ。

1996年11月に発表した「Classic TypeF」。光岡のスポーツカーへの情熱を形にした。

創業50周年を迎えた平成30年(2018)、光岡進は「RJCパーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。令和5年の55周年では「ビュート ストーリー」を発表し、伝統を継承した。

光岡自動車のクルマの魅力は、製造時の手仕事の徹底にある。大量生産が主流の業界で、光岡自動車は一日数台のペースを保ち、自社工場で全工程を手作業で仕上げる。

外装パネルから内装まで、細部に魂を込め、クラシックな曲線美を現代の安全基準に適合させているのだ。オンリーワンのデザインで「夢のクルマ」を追求。創業者の言葉通り、「情熱」を込めた1台1台が、顧客の喜びを呼ぶ。

創業から28年の1996年に国内10番目の乗用車メーカーとして動き出した。

現在は、多角化と革新に力を注ぐ。令和6年、社長は大野貢に交代し、次世代へバトンタッチ。

新型「M55」は70年代の力強いイメージを復活させ、創業55周年を象徴。令和2年の年間受注1000台突破以来、勢いを維持し、100年企業をめざしている。

光岡自動車の哲学は、「お客様と夢、希望、喜びを共有する」こと。

クラシックな美学を現代に蘇らせ、自動車文化を豊かにする存在だ。業界の「曲者」として、半世紀輝き続ける理由は、この不変の情熱にこそある。

■光岡自動車の歴史を彩った名車を振り返る

BUBU501

1982年12月発表、光岡自動車の第一歩となった「BUBU501」。

ラ・セード

個性的でクラシカルなスタイリングを楽しめる、1990年5月発表「ラ・セード」。

オロチ

純国産車にこだわり、日本国内での型式認定を取得したスーパーカー「オロチ」。2006年10月発表。

■Line up

光岡自動車の現行車を一挙に紹介。ほかの日本車では味わえない洗練されたデザインがあなたの感性を刺激し、カーライフを彩る。

■Himiko

宝石すら、嫉妬する。

クラシカルな2シーター・オープン。ロングノーズ&ショートデッキで異彩を放つフォルム。力強く、しなやかなフェンダーラインに燦然と輝く装飾が美しい。

立体的で彫りの深い造形は、現代のクルマでは見ることのできない豊潤でぜいたくなデザインだ。その走りはスポーティかつ、優美そのもの。

機能部品が小気味よく配置されたインテリアデザイン。

車両本体価格/678万7000円~
全長×全幅×全高/4580×1740×1235㎜
車両重量/1190㎏
駆動方式/FR
総排気量/1.496ℓ
乗車定員/2
ボディカラー/7色

■M55

時代の血潮、再び。

光岡自動車がこれまで培ってきた技術と自動車製造への情熱を注ぎ込んだ、創業55周年を象徴するモデル。

丸目4灯のフロントマスク・スポイラー・リヤウィンドのルーパーなど、こだわりのディティール類は、かつて日本のモータリゼーションが熱かった1970年代のGTカーを彷彿とさせる。

車両本体価格/756万8000円~
全長×全幅×全高/4735×1805×1415㎜
車両重量/1390㎏~
駆動方式/FF
総排気量/1.496ℓ・1.933ℓ
乗車定員/5
ボディカラー/10色

■Viewt story

あなたのストーリーが今、はじまる。

丸型ヘッドランプやハート型グリルなど、初代から引き継がれるレトロで愛らしいデザインは変わらずに、優しく、大人っぽい雰囲気をまとっている。

機能面では、運転や駐車をサポートする先進安全装置を標準装備しながらも、多彩なオプションやカラーで自分らしさを追求することができる。

車両本体価格/322万5200円~
全長×全幅×全高/2WD:4090×1695×1495㎜、4WD:4090×1695×1510㎜
車両重量/980㎏~
駆動方式/2WD、4WD
総排気量/0.966ℓ・1.490ℓ
乗車定員/5
ボディカラー/15色

■Ryugi WAGON EX

自然体でたしなむ。それが私の流儀である。

フロントとリアのメッキバンパー部に厚みをもたせ、ミディアムクラスとしても堂々たる存在感を強調する。フロントフェンダーへ伸びるエッジの効いたキャラクターライン。

後進した細めのAピラーとサイドミラーで視界を確保。シンプルだが、骨太。変わらない美しさがここにある。

車両本体価格/330万8800円~
全長×全幅×全高/4510×1695×1475㎜
車両重量/1110㎏〜
駆動方式/2WD、4WD
総排気量/1.496ℓ
乗車定員/5
ボディカラー/4色

■Buddy

さあ、行こうぜ相棒!

「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」がコンセプト。

ヴィンテージな風合いでオールドアメリカンテイストなエクステリアと、モダンでアクティブな雰囲気のインテリアは、アウトドアライフやスタイリッシュな街乗りなど、多様なライフスタイルにマッチする。

車両本体価格/726万円~
全長×全幅×全高/4730×1865×1685㎜
車両重量/1760㎏~
駆動方式/4WD
総排気量/2.487ℓ
乗車定員/5
ボディカラー/18色

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