26419【大河ドラマ『麒麟がくる』の副読本として】外国人宣教師 ルイス・フロイスがみた「明智光秀」とは?

【大河ドラマ『麒麟がくる』の副読本として】外国人宣教師 ルイス・フロイスがみた「明智光秀」とは?

男の隠れ家編集部
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時空旅人ベストシリーズ「ルイス・フロイスが見た明智光秀」が発売。大河ドラマ「麒麟がくる」の放映が再開して話題沸騰中の明智光秀。織田信長を本能寺の変で襲った謀反人としてのイメージが強かった彼であるが、近年では様々な発見と共にその人物的評価が見直されている。そんな明智光秀を、戦国武将とは一線を画した視点で宣教師たちはどう捉えていたか。幸いなことに当時の日本についての史料を残した外国人がいた。イエズス会のルイス・フロイスである。彼は宣教師として30年余りを日本で過ごし、織田信長に何度も面会したこともある。信長という共通の接点を通じて、彼が残した『日本史』を手掛かりに、戦国日本と智将・明智光秀の実像に迫る。大河ドラマ「麒麟がくる」の副読本としてもおすすめだ。
目次

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時空旅人別ベスト「ルイス・フロイスが見た明智光秀」8月31日発売

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【巻頭特集】ルイス・フロイスの視点から浮かび上がる 人間・明智光秀とは?

永禄6年(1569)年に来日したルイス・フロイスは織田信長や明智光秀と同時代を生きた”歴史の証人”。そのフロイスから見た光秀は、どんな人間だったのか。著書『日本史』から紐解いてみたい。

【第1章】交錯する二人の運命
フロイスと光秀、それぞれの歩み

宣教師ルイス・フロイスと智将・明智光秀。同時代を生きたふたりは、生涯出会うことはなかった。しかしフロイスは織田信長という人物を通して、明智光秀という武将の能力や存在を冷静に見つめていた。そこから浮かび上がる忖度のない光秀像とは?異国人から見た戦国日本の姿と共に、ふたりの実像に迫る。

【第二章】フロイスが目撃した運命の瞬間
本能寺の変と光秀の最後

何度も強敵に囲まれ、絶体絶命の危機を迎えるが、その都度、不思議な運に恵まれていた信長。そんな信長の夢も今一歩というところで、はかなく消えてしまう運命であった。
光秀が起こした大事件を、フロイスはどのように感じ、どのように『日本史』に記したのだろうか。

【第三章】知られざる武将たちの素顔
ルイス・フロイスが見た戦国武将

フロイスは『日本史』の中で、戦国時代を生きた様々な人たちの肖像を綴っている。そこに描かれている武将らは、広く知られた顔とは違う一面を見せる。異国人だからこそ、描くことができた人々の横顔に迫る。

その他、フロイスが日本にもたらしたもの、キリスト教と戦国日本についての識者によるコラムなどを収録。フロイスという西洋人から見る新しい視点の戦国時代、そして明智光秀を楽しめる。


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