日本初! キャンプ用森林レンタルサービス
コロナ禍で密を避けながら余暇を過ごす新しい生活スタイルが求めれる中、アウトドアやキャンプが盛んな今日。整備されたキャンプ場で家族やグループで行うことが主流だったが、キャンプの趣向は多様化している。
特に原野でのソロキャンプは多くの芸能人もその様子をシェアしていて、多数の閲覧数を獲得。整備されたフィールドでのキャンプに飽きた上級者が、自ら山林を購入するケースもある。
とはいえ山林を購入するのは手続きの難しさや地元住民とのトラブルなどの課題も多く、正直なところハードルは高い。また、数年後に利用されなくなった山林が放置される可能性についても懸念されている。
そのような課題を回避し、原野でのキャンプを楽しみたいキャンパー向けに約400haの森林のうち、キャンプに適しているエリアを年間契約で貸し出すサービス「forenta」が開始された。
第1期として0.1ha(およそ300坪)9箇所の募集を11月1日から開始。レンタル料金は年間6万円となっている。
山火事を避けるためのマナーや一定のルールはあるが、山林を購入した場合と同等の自由度を持ったワイルドキャンプが可能だ。
場所は岐阜県東白川村の標高約750mほどのところ。全体的になだらかな地形で、舗装路からのアクセスができ、乗用車でも入ることが可能だ。エリアから道路を挟んだ向かい側は東白川村母樹林公園があり、特別鳥獣保護区となっているため様々な植物や動物が保護されている自然豊かな環境だ。
また、携帯電話の通話が可能なほか、仮設トイレや駐車スペースも完備している。地元スーパーへも車で10分程度と好立地。
第1期のエントリー申し込み期間は2020年11月1日〜12月20日。合同内覧会も12月12日(土)に予定されている。また抽選日は12月22日となっている。
どちらかというと東海地域や関西方面からのアクセスが良い土地ではあるが、年間契約で自分だけがレンタルしているフィールドなので、関東圏に在住していても借りたいというユーザーは多そうだ。特にリモートワークやワーケーションにも使えるかも知れない。
▼今後の予定
11月1日 専用ホームページ開設、SNS開設、第1期募集開始
12月12日 合同内覧会
12月20日 第1期募集締め切り
12月22日 利用者決定
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