「レシピだけでなく、シェイクやステアなど繊細な所作も学びました」
10年近くコンテストで腕を磨き、平成23年(2011)に独立。「お勧めはスプリングバンクの15年です。甘みがあって塩分も感じる豊かな味わい。ラベルがカラフルで店名のパレットにも通じて気に入っています」と池田氏。
そして何よりもお客様との会話を大事にして、そこから酒に関して様々な提案をさせてもらう、と語る。500種類に上るウイスキーの数もそのためだ。
フード担当のスタッフが作る料理も充実。様々なシーンに対応するバーである。
【Selected cocktail】ジャック・ローズ
カルヴァドスはシャトードブルイユ 15年を使用。つぶしたザクロを大さじ2杯。その酸味によってライムジュースを調整する。アンティークグラスに美しい色合いが映える。1600円。