雪が降り積もる季節が来た。すでに雪が山のように積もり、除雪作業で悩みを抱えている人もいるはずだ。そんな大変な気持ちを紛らわせるために、今回は海外で見られるユニークな除雪方法を3つ紹介する。
なかには一部活用できる方法も含まれているため、除雪作業を一度でもしたことがある人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■ユニークな方法1.除雪車1台で2車線分を除雪
実際にアメリカのある地域で行われた、除雪車を用いた効率的な除雪方法を紹介する。その方法は、除雪車がけん引する形でバッグ部分にタンク車両を連結させ、除雪車1台で2車線分を除雪するという驚くべき方法だ。
この方法はアメリカのある地域で実施されたとして、YouTubeに動画が投稿されている。動画を観ればわかるが、2車線分をまとめてキレイに除雪できるため、時間効率が非常に優れている。
なお、この動画で最も注目すべきは、タンク車両をけん引するドライバーの運転技術である。大きな除雪車を運転するだけでも大変であるのに、後方にタンク車両が付随しているとなると、運転の難しさは想像を絶するだろう。
動画内では事故が起こる気配はなく、一般車道の除雪を完了させている。また2車線の道路では並列に、1車線の道路では直列に、というような工夫をしている姿も見られた。日本の道路では危険すぎるため、絶対に真似しないでほしい。
YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=YJEgkbq_b2Q&t=156s
■ユニークな方法2.簡易除雪車を作って効率化
効率的な除雪方法の1つとして、除雪車を使った方法が挙げられる。個人で除雪車を利用するのは難しいが、短時間で雪道を整えられるという大きなメリットがある。
一方、ある海外の地域では、自家用車のフロント部分に大型のシャベルを取り付け、簡易的な除雪車として運用するケースが見られた。車の馬力を活用し、広範囲の雪を効率よく整えている様子が映されている。
しかし、うまく除雪できていたのは、冒頭部分だけであった。フロント部分に取り付けたシャベルがうまく機能していないことと、車の重量が足りず除雪車に適していなかったことから、途中で車が動かなくなってしまったのだ。
車が動かなくなってからは成すすべがなく、途方もない時間が過ぎたあと、レッカー車のような車が到着。回収される様子が一瞬映され、動画は終了した。
効率を求めて簡易除雪車を作ったのにも関わらず、かえって非効率な事態を招いてしまったのだ。その動画には、運転手の困り果てた姿が映されている。
動画を観れば「あまり無茶なことはやってはいけない」「効率化は状況をみて実行しなければならない」という教訓が学べるはずだ。
YouTube動画:https://youtu.be/cwiKPiNCdq8
■ユニークな方法3.雪の塊を切り出し、滑らせながら除雪する
アメリカの世界遺産、イエローストーン国立公園の除雪作業がとてもユニークなので紹介する。公園全体には2m近くの雪が積もってしまい、とてもではないが除雪をするのは困難な状況に。
しかし、スタッフ1人がシャベルを巧みに使い、広範囲を除雪してしまうという珍しい映像がYouTubeに投稿された。その映像では、雪の塊を冷蔵庫サイズに切り出し、滑らせながら除雪するユニークな方法が用いられている。
たった1人でものすごい量の雪を移動させたことから、SNSで一時期話題になっていた。「効率的に除雪作業をしたい」という方は、ぜひ一度観てみてほしい。
YouTube動画:https://youtu.be/rsQxedx9Alo
■まとめ
今回は、海外で見られるユニークな除雪方法を3つ紹介した。興味を惹かれる方法は見つかっただろうか?
なかには参考になる方法もあるが、どれも何かしらのデメリットやリスクを抱えている。日本では難しい方法ばかりなので、取り入れすぎないよう注意しよう。
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