ボトルが詰まった棚をスライドさせると奥に隠し部屋がある。

2001年のオープン。天野正一さんはイギリス人経営のパブでマネージャーをしている時に、ストレートで飲むシングルモルトの魅力を知った。「香りを愉しみ、そのままの個性を愉しめる。ずっと飲んでいたいお酒です」シングルモルトは約300種類。スペイサイドとその周辺、ハイランドとアイラ島など。ほかにウォッカ、ジン、テキーラ、ラムも200以上揃えている。個人的に好きなモルトはタリスカー。

「刺激があるのに飲むと温かみがある。武骨だけど優しいハンフリー・ボガードのようなウイスキーです」

秩父蒸溜所などへの旅紀行を出版した、思い出のイチローズモルト。

ウイスキーの愉しみはたくさん飲んで自分の好みを見つけることと言う。「ウイスキーは自分の嗜好性を求めて、ひたすら出会いを待つお酒。それまでがもどかしいが、自分好みのウイスキーに出会った時はひとしおの喜びがありますね」。5人以上のグループは入店できない。一人または少人数で静かに愉しみたい。

【Recommended whisky】タリスカー25年

オフィシャル限定もの。2005年にビン詰めされた。香りと味わいにスパイスを感じさせてくれる。1杯4,500円。

文◎阿部文枝 

Waiter-Waiter (ウェイター ウェイター)

ブビンガのカウンターは赤褐色の独特な色合い。

※店の営業時間が変更になることがありますので、来店時には店舗にご確認ください。