切磋琢磨のなかで、名バーテンダーを輩出

ビルの地下二階にある。馬蹄形のバーカウンターが印象的なバーだ。平成5年(1993)のオープン以来、名バーテンダーを輩出し、名門バーとして知られている。

初代店長の保志雄一氏は平成13年(2001)の世界大会で優勝。甘酸のバランスをとるのが天才的にうまかったという。ほかにも世界大会で優勝した癒しのバーテンダー・耳塚史泰氏、現副店長・松尾一磨氏が日本一の栄冠に輝いている。

オーナーバーテンダーの佐藤典之氏によれば、名バーテンダーが次々と生まれる背景には、勉強会などで互いに切磋琢磨する姿勢が脈々と受け継がれているからだという。

「カクテルは奥が深いものです。それぞれが自分独自のカクテルを追求しているから、ジントニックだけで数時間でも議論できるのです」

スタンダードカクテルと共に、ホスピタリティも重視している。
「お客様に笑顔で帰ってもらうことこそがバーの使命です」

文/阿部 文枝 写真/秋 武生