江戸時代より続く癒しの宿で
名湯と季節の料理を味わう

昔ながらの温泉情緒を今に残す瀬見温泉は、かつて戸沢藩城主の奥座敷として栄えた。

清流小国川の側に建つ「観松館」は江戸時代の慶応3年(1867)に創業し、昭和47年(1972)に皇太子殿下と同妃殿下のほか、平成16年(2004)には秋篠宮殿下、妃殿下が宿泊するなど皇室にもゆかりのある宿だ。

またアユ釣りの名所でもある周辺には、浴衣を着て入浴できる瀬見温泉共同浴場「せみの湯」や、最上川舟下りなどがあり、観光地としても見所が多い。

館内の浴場では、弁慶が産湯を探して見つけたと言われる瀬見温泉を堪能できる。露天風呂では側を流れる小国川のせせらぎに耳を傾けながら湯浴みを愉しんでもいいだろう。

湯冷めしないという瀬見温泉で体の芯から温まった後は、自室で夕食を味わいたい。季節を意識した料理の数々は、調理長が提案する四季替り創作和食のコース。川魚や地元で受け継がれてきた伝統野菜など、素材の味を生かした品々が並ぶ。

また、朝食は好みの味が楽しめるバイキング形式。経木納豆や地元産の久五郎味噌を使った味噌汁など、郷土の味覚が尽きない。