14007半独立型なのにこもり感がある。デッドスペースを有効活用したミニ書斎〈埼玉県 志村邸〉|小さな秘密基地の造り方

半独立型なのにこもり感がある。デッドスペースを有効活用したミニ書斎〈埼玉県 志村邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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リフォーム解体時に、構造上どうしても壊せない壁があることが判明。このままでは物置だったスペースがデッドスペースになってしまう……というピンチに。しかし、そこで志村さんが考えたのは、小さな秘密基地として活用するプランだった。
細長いスペースの奥に、大きめの板を置いたシンプルな造り。トップライトの光で明るさを確保している。

今は主にPC作業を行うミニ書斎として利用している。

リビング(左)から見ると、ワークスペース(右)は完全な死角になっている。

扉で遮断されていないため、家族と同一の空間にいながら、子どもたちの動向を感じられる。しかし構造上は隔離されているので、リビングからミニ書斎は見えない造りなのだ。仕事をするためのミニ書斎にはぴったりの空間になっている。

玄関から延びた廊下の左手がDK、右手がリビングとワークスペース。
キッチン側からはリビング、右手のワークスペースが見える。使い勝手の良い空間だ。

【秘密基地造りのPOINT】
1.物置のデッドスペースを上手に活用。
2.扉がなくても隔離された空間。
3.1枚板を設置して秘密基地感を増す。

【Owner’s voice】
パソコン作業をするための十分なスペースが確保できて、自分の世界に入り込める場所となっています。

文/阿部文枝

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