生活を共にするだけで喜びを感じられる憧れのバイク
2009年にショップで約160万円ほどで購入した900ss(1978年)。10代の頃たまたま交差点で見かけて、その姿にひと目惚れしたという。
純正のロケットカウルやエンジンの形状、エキゾースト音など全てに惚れているという。購入当初は何度キックしてもエンジンをかけられなかった。その時間、なんと2時間! 今では愛車のクセやコツも身に染みて、体の一部のように扱えるそう。
リアサスのオーリンズや、トマゼリのセパハンなど、販売当時のパーツを探して自ら装着し、愛情も愛着もひとしおである。ちなみに長距離ツーリングでライディングポジションに疲れてしまうのは愛嬌ということで。
ドカナベさんの900ssは1978年製のため、鉄鋼製タンクが搭載されている。自分でカスタムペイントを施したというグリフィンのヘルメットは仕上がりも美しく、手先の器用さに驚いた。
※2016年取材
写真/池本史彦
▼あわせて読みたい