このタイムスリップ感。英国の古いバイクに乗りたくて「トライアンフ 6T サンダーバード」(1950/イギリス)|男がハマるクラシックバイク
ルックス、色、エンジンの鼓動、全てに惚れて2010年、英国現地にてフルレストアされた車両を輸入したと話すオーナーのロバートさん。クラシカルなトライアンフ6Tサンダーバードの佇まいは「美しい」のひとこと。タイムスリップに似た不思議な感覚を得られる

旧車の醍醐味はキックでのエンジンスタートだろう。ボタンを押すだけでエンジンがかかるシステムと違い、バイクの調子も手に取るようにわかる。
このモデルは映画『THE WILD ONE(乱暴者)』で主役のマーロン・ブランドが乗ったバイクと同型。アメリカへの輸出用に生産され、500ccから650ccへボアアップされたエンジンは、トルクも十分だ。

1950年製の愛車に乗る喜びは「タイムスリップ感」。確かに現行車にはない、乗り味や鼓動を感じられる名車なのである。

※2016年取材
写真/池本史彦
▼あわせて読みたい
情報概要
製造開始年 | 1950年 |
---|---|
排気量 | 650㏄ |
エンジン | 空冷並列2気筒 |