タイムスリップに似た不思議な感覚を得られる

旧車の醍醐味はキックでのエンジンスタートだろう。ボタンを押すだけでエンジンがかかるシステムと違い、バイクの調子も手に取るようにわかる。

このモデルは映画『THE WILD ONE(乱暴者)』で主役のマーロン・ブランドが乗ったバイクと同型。アメリカへの輸出用に生産され、500ccから650ccへボアアップされたエンジンは、トルクも十分だ。

クラシカルな造形美が美しい、タンクとハンドル回り。

1950年製の愛車に乗る喜びは「タイムスリップ感」。確かに現行車にはない、乗り味や鼓動を感じられる名車なのである。

オーナーのロバートさんと愛車の6Tサンダーバード。

※2016年取材

写真/池本史彦

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