絶景露天風呂に浸かり白良浜の魅力を味わう
和歌山県の南部に建つ「むさし」は、昭和25年(1950)に創業した温泉宿。美しい砂浜が広がる白良浜まで徒歩1分の距離に位置し、周辺にはアドベンチャーワールドやエネルギーランドのほか、千畳敷や円月島といった見所も多い。
同宿の浴場には源泉が異なる2種の温泉が引かれている。大浴場と中浴場に使われている「斉明湯」は、白浜温泉の1300年の歴史のなかで、大化の改新後の斉明3年(658)に当地を訪れた斉明天皇に由来する。また海側から湧出する「生絹湯」は、露天風呂や貸切半露天風呂などに使われている。
そしてなかでも特にお勧めしたいのが「天空」と呼ばれる和邸宿泊者専用の展望風呂。2018年7月にオープンし、白良浜や円月島の絶景が一望の下に愉しめると大人気だ。
絶景の湯浴みを愉しんだ後は夕食の時間。栄養が豊富な黒潮に育まれた旬の魚介類が使われた料理が並ぶ。バイキング形式の料理はオープンキッチンで冬の味覚が味わえる。
山と海の恩恵を存分に受けた料理、絶景を愉しめる展望露天風呂で冬の贅沢なひと時を満喫したい。