22943〈歴史道を旅しよう〉本能寺への進軍を前に 光秀の通った緑豊かな祈りの道「明智越え」(京都府・亀岡市~京都市)

〈歴史道を旅しよう〉本能寺への進軍を前に 光秀の通った緑豊かな祈りの道「明智越え」(京都府・亀岡市~京都市)

編集部
明智光秀が本能寺で織田信長を討つ折、戦勝祈願のため愛宕山に参籠。光秀の居城、亀岡から愛宕神社へと向かう参詣路が明智越えだ。天下統一を目前とする主君・信長への反逆を決意する光秀の心中を想い歴史道を歩いてみよう。

保津峡で知られる京の奥座敷・亀岡。明智光秀が城下町を整備した地で、この亀山城を拠点とした丹波平定の功績で、光秀は織田家中のトップに躍り出る。

光秀が築いた亀山城の外堀・南郷池に造られた南郷公園。

天正10年(1582)6月、中国出陣のため坂本から亀岡に戻った光秀は、戦勝祈願のため愛宕(あたご)山に参籠(さんろう)し、その後本能寺へと進軍。唐櫃(からびつ)、老ノ坂、神越(明智越)の3方向へと軍を分け京都へ入った。

愛宕化野念仏寺への風情ある参道。

この進軍を前に愛宕神社へと向かった約8kmの参詣路が、明智越えだ。

明智越えの途中の森の中にある峯の堂。

保津から嵯峨へ続く古道で、JR亀岡駅近くの簾戸口(すどぐち)登山口がスタート地点。最高峰・峯の堂からは見晴らしの良い尾根道となり、柚子の里として知られる山里・水尾を経て、愛宕参道の嵯峨・嵯峨鳥居本に至る。

嵐山駅から奥嵯峨野・鳥居本へと続く道、桂川に架かる渡月橋。

鳥居本には江戸時代から続く豪壮な茅葺き屋根の茶屋が今も残り、時間が止まったかのような風情が味わえる。

山を下りて嵐山野宮神社付近の長閑な風景。その近くには有名な竹の小径などもあり、大いに観光を楽しめる。
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