330年余りの歴史を誇り
乳頭温泉郷でも最古の宿
乳頭山の麓に建ち、泉質の異なる4種の源泉を堪能できる茅葺屋根の宿。湯温の高い滝の湯と白湯のほか、黒湯や中の湯など計5つの湯が愉しめる。
夕食は暖かさを感じさせる囲炉裏のそばで味わえる。さっぱりとした味わいのイワナの塩焼きや、すりおろした山芋を団子にした名物の「山の芋鍋」など郷土を思わせる料理が供される。
元禄時代からの歴史を持つといわれる白濁の湯と共に、白銀の世界と一体になり、ただその時間を愉しむことだけを考えるひと時を満喫したい。