広島電鉄
広島駅~広電西広島(本線) 営業距離/5.4km
紙屋町~広島港(宇品線) 営業距離/5.9km
土橋~江波(江波線) 営業距離/2.6km
十日市町~横川駅(横川線) 営業距離/1.4km
的場町~皆実町六丁目(皆実線) 営業距離/2.5km
白島~八丁堀(白島線) 営業距離/1.2km

「広電」の愛称で親しまれる広島市民の大切な足

前身は明治43年(1920)に設立された広島電気軌道で、その2年後に路面電車が開業した。昭和17年(1942)には交通事業部門が分離独立して広島電鉄となり、現在とほぼ同じ路線網が出来上がっていたが、原子爆弾の投下によって本社屋は半壊、多くの犠牲者が生まれた。

被爆電車651号と原爆ドーム。8月6日8時15分、中電前付近(爆心地から約700m)を走行中に被爆した。

しかし懸命な努力によって、3日後には西天満町(現・観音町)~己斐(現・広電西広島)間の運行が再開。被爆した町のなかを走る電車の姿は、多くの市民の胸を打った。その時、被爆した車両が昭和17年(1942)年に製造された650形電車。なんと現在も651号と652号の2両が主に朝のラッシュ時に運行されている。全国的にも有名な”被曝電車”はヒロシマ復興のシンボル。ぜひ訪れた時は、探してみてほしい。

被爆電車として知られる650形電車の運転台。当時は5台が運行していたが被爆。654号は広島市交通科学館で静態保存されている。
広島駅。

日本最大規模を誇るだけあり、その路線網はまさに網の目のようである。特に市内観光だけでなく宮島へ行くのであれば、「一日乗車乗船券」(900円)がお勧めである。宮島線を含む広電電車全線が乗り放題で、さらに宮島松大汽船も乗船できるお得な乗車券となっている。

右皆実町六丁目停留場と3000形電車。
2019年にグッドデザイン賞を受賞した5200形電車。最新式の超低床電車である。

Old Days

戦後の昭和23年(1948)に登場した初代700形電車の706号。 提供/広島電鉄
昭和18年(1943)に撮影された、のちに被爆することになった650形電車の651号。 提供/広島電鉄

【Nostalgic Spots】親子三代で祖母の味を守る「お好み焼き 越田」

昭和33年(1958)創業、半世紀以上にわたって地元民から愛されてきた老舗である。人気は肉や玉子、イカ天、たっぷりのネギが入った「越田スペシャル」(1,130円)。アットホームな雰囲気に心も癒されるだろう。

お好み焼き 越田(おこのみやき こしだ)
広島県広島市中区流川町8-30
TEL/082-241-7508 
営業時間/18時~翌3時
定休日/日(日月が連休の場合は月休)
アクセス/「銀山町電停」よりすぐ

写真/遠藤 純、広島電鉄(一部)