雨キャンプの楽しみ方は?

雨キャンプでは、基本的にタープ下かテントの中で過ごすことが多くことなるため、テント内でどう過ごすかが雨キャンプを楽しくするポイントにも。

家族や友人とカードゲームをしたり、事前に好きな食材を持ち寄ってプチパーティーをしたり、子連れの場合は、防水対策をしたうえであえて外で自然散策をしたり、モバイルプロジェクターやスマホなどで映画鑑賞をしてもいいだろう。

雨キャンプの夜は、テント内をLEDランタンで装飾して幻想的な光景を演出すれば、子どもはもちろん大人も楽しめるはず。

雨キャンプで焚き火はできる?

雨キャンプでも焚き火をしたい場合は、タープが必須。雨が降ってもタープ下で焚き火をすることができるが、注目すべきは「タープの素材」だ。おすすめは、焚き火の火の粉でタープに穴が開いてしまうのを防ぐ難燃素材「ポリコットン」。

SPLASH FLASH/難燃タープガード

ナイロンなどの火の粉に弱いタープの場合は、テントを守る保護シートを使えば安心だろう。

タトンカ/4 TC TARP ポリコットン

タトンカ/4 TC TARP ポリコットン

ドイツのアウトドアブランド「タトンカ」の定番人気TC(ポリコットン)タープ。大きさや形状の違いなど、使う人数によって選ぶのがスムーズ。

DOD/チーズタープ S

出典:DOD

正方形で使い勝手の良いポリコットン素材のタープ。ハトメが8カ所に設けられており、アレンジの幅も広がる1枚。大人数に最適なMサイズも展開。

雨の日キャンプのテント設営は?

雨の日キャンプでのテント設営は、まずタープを設営し、タープ下でテントを設営すればさほど濡れずに設営可能だ。またあまりにも雨が激しい場合は、雨が弱まってから設営に取り掛かるようにしよう。

雨キャンプのテント設営のコツ

  1. 雨除け場所となるタープを設営する
  2. 水はけの良い設営場所を選ぶ
  3. テント下にグランドシートを敷く(ブルーシートでも可)
  4. 30cm以上の長いペグを使用する
  5. 設営時は自身の防水対策をする
  6. ゲリア豪雨など激しい雨の場合は弱くなってから設営

テント設営は、高台や水はけが良い砂利などを選ぼう。また、傾斜が多く、周辺と比較して低くなっているエリアは、大雨になった際に水のたまり場になってしまうこともあり、注意が必要だ。

またテント設営の際は、テント下にグランドシートやブルーシートを敷くなど、少しでも浸水のリスクを低減する対策もしておこう。

とくに地面が土の場合は、テントがドロまみれになる可能性も。汚れを防ぐためにも敷いておくといいだろう。ブルーシートを敷く場合は、テントからはみ出してしまうと、そこから雨が侵入してしまうことがあるため、必ずテントフロア内に収めるように敷くのがポイント。

なお、テントやタープを支えるペグは、長さが30cm以上のものを使用するのがおすすめだ。雨が降ると地面に染み込んだ雨水で土が柔らかくなり、ペグが抜けてしまう可能性があるため、ペグの上に大きめの石を置き、抜けを防ぐのもいいだろう。

雨の日キャンプの撤収は?

雨の日の撤収作業は、基本的に設営の逆で、タープを最後に片付ける。また、大型テントなどの場合はとくにたたむのが大変。そこで便利なのが、コールマンやモンベルなどのアウトドアブランドから販売されている「ドライバッグ」。ざっくり折りたたんで収納できるのため便利。

コールマン/ドライバッグL

ドライバッグがない場合は、大きめのゴミ袋などでももちろん代用可能だ。濡れた洋服やギアなどにも使えるため、少し多めに持参しておくのがおすすめだ。

雨の日はレインウェアや長靴で防水対策必須!

雨の日は、レインウェアや長靴など、しっかりと防水対策をするのが基本。レインウェアは、少量の雨ならポンチョタイプでもいいが、大雨の時は足元など、広範囲が濡れてしまうため、上下セパレートタイプがベスト。

モンベル/レインダンサージャケット

また通気性が良く、耐水性が高いものを選ぶとより安心だ。耐水性の低い安価モデルの場合は、最初こそ撥水効果があったとしても、通気性が悪くベタベタしたり、内側まで浸水してしまう可能性もあるため、とくに大雨の時には注意が必要だ。

そこで注目すべきは、レインウェアのラベルに表示されている「耐水圧」。耐水圧は、「1平方センチメートルあたり、どれくらいの水圧に耐えられるか」を示した数値。大雨や長時間による雨が想定される状況であれば、少々高価にはなるが、10,000mm以上がおすすめ。

カナディアンイースト/レインウェア上下セット

カナディアンイーストからは、上下セットのお得なレインウェアも販売されている。お値打ち価格がうれしいワークマンからも上下セットのレインウェアも。

雨の日のキャンプの持ち物

では、雨の日キャンプに必要な道具を紹介しよう。濡れた洋服やキャンプ道具を入れられるドライバッグや大きめのゴミ袋はなにかと便利なので、多めに持って行くのがおすすめ。また、着替えやタオル類も同様に多めに積んでおくと安心。

雨の日に必要なキャンプ道具

  • セパレートタイプレインウェア(耐水性10,000mm以上)
  • 長靴
  • グランドシートまたはブルーシート
  • ドライバッグ・ゴミ袋
  • タオル類
  • ビニール袋
  • タープ

ちなみに、地面にキャンプ道具を直に置くのはいただけない。防水対策が施されているものだとしても、後々の掃除が手間になるゆえ、キャンプサイトに持ち込む荷物を極力減らしたうえで、ラックなどに置いて雨に濡れない対策を。

雨キャンだって楽しめる!

雨のキャンプは気分も沈みがち。しかし、雨だからこそ見られる景色や音などを楽しんだり、家族や友人とじっくり話せる機会でもある。

雨キャンプだからとせっかくの予定をキャンセルする前に、テントの中での空間をどう楽しむかを考えるのも意外に楽しいもの。そうこうしているうちに、晴れ間がのぞくことだって十分にありえるのだから。