普通の自転車に比べ、移動が大幅に楽になる電動アシスト自転車。購入を考えているが、バッテリーの寿命も気になっている人も多い。今回は、電動アシスト自転車の気になるバッテリー寿命とバッテリーを長持ちさせる秘訣を解説。バッテリーの持ちがいい電動自転車も紹介していく。

通勤やロングライドに便利「電動アシスト自転車」バッテリーの寿命は何年持つ?

街中を軽快に進むことができる電動アシスト自転車。漕ぐ力をアシストする電力はバッテリーに溜められるが、このバッテリーも消耗品であるため、いずれ寿命がやってくる。

電動アシスト自転車のバッテリーは、リチウムイオン電池とニッケル水素電池の2種類があるが、最近は小型で軽量のリチウムイオン電池が多く使われている。
両電池とも、その寿命は、使用年数ではなく充電回数によって左右される。バッテリーの充電回数としては、2019年モデルの電動アシスト自転車のバッテリーで、約700~900回ほど。それを過ぎると、走行可能距離が半分以下に落ちてくるため、交換する必要が出てくる。

一般的に、電動アシスト自転車のバッテリーの寿命は3~4年といわれ、「フル充電したのにあまり走らなくなったな」と思ったら、バッテリーの交換時期がきたと考えてよいだろう。

バッテリーの充電頻度

電動アシスト自転車のバッテリーは充電頻度が増えるたびに蓄電率も低下していく。そのため、バッテリーの寿命を延ばしたいのであれば、単純にこの充電頻度を減らせばよい。

バッテリーの充電頻度を減らすためには、フル充電時の走行可能距離が長いタイプの電動自転車を選ぶとよいだろう。

フル充電時の走行可能距離は、バッテリーの容量によって異なる。バッテリーの容量はAh(アンペアアワー)で表記され、その容量が大きいほど、1回のフル充電で走行できる距離が長くなる。

例えば、16Ahのバッテリーであれば、1度のフル充電で約60kmの走行が可能だ。毎日約30分(往復で12km程度)かけて通勤・通学する場合は、1週間に1度の頻度で済むということになる。充電時間の目安は約6時間ほどである。

容量の少し小さい8Ahのバッテリーの場合、フル充電の状態で約30km走行可能である。同じ条件で通勤・通学した場合、充電回数は1週間に2~3回ほど必要になってくる。充電時間の目安は約3.5時間だ。

毎日、通勤などで電動アシスト自転車を使って5km以上の道を往復するのであれば、容量の大きいバッテリーを選んだ方がバッテリーの寿命を長持ちさせるためにもよいといえる。

大容量のバッテリーで長距離走行を快適にする電動アシスト自転車4選

バッテリーの寿命とバッテリー容量の関係について見てきた上で、長距離走行でも安心して利用できる電動アシスト自転車を紹介する。走行途中で充電が切れる心配の少ないバッテリー容量10Ah以上の電動アシスト自転車を中心に見ていこう。

約4時間の充電でちょっとした遠出も安心のハリヤ|Panasonic

商品名:Hurryer(ハリヤ)

スリム&軽量化を実現しながらパワフルな走りが魅力
(引用:公式サイト

毎日の通勤に使用し、休みの日には長距離のサイクリングも楽しみたいという人には、パナソニックの「ハリヤ」がおすすめ。オリジナルのアルミフォーミングフレームでスリム&軽量化を実現しながらも走行をパワフルにアシスト。フロントサスペンションをロックすることで走行性能がさらに高まる。スポーティでありながらも、スーツで乗ってもあまり違和感のないデザインで通勤にも重宝しそうだ。

バッテリー容量は12Ahと大容量で、走行可能距離はバッテリーの消耗が少ない「ロングモード」を使用した場合で最大約73km。バッテリー消耗の一番大きいパワーモードを使用した場合でも、約45km走ることができる。1回の充電時間は約4時間と、比較的短時間でチャージできるのがうれしい。

忙しい朝でも短時間充電で長く走れるPAS CITY-X|YAMAHA

商品名:PAS CITY-X

街中に馴染むスタイリッシュなデザイン
(引用:公式サイト

軽くてコンパクトな、街中でも扱いやすい電動アシスト自転車といえば、ヤマハの「PAS CITY-X」だ。カラーバリエーションも、スノーホワイト、マットダークグリーン、ミラーシルバーの3色が展開されており、乗る人の性別や年代を選ばない落ち着いた色が魅力的である。

バッテリー容量は12.3Ahだが、走行可能距離はバッテリーの消耗が一番少ないモードの場合だと約90kmもある。充電時間も約3.5時間と非常に短いので、使い勝手の良い電動アシスト自転車といえるだろう。

都会派のクロスバイクで颯爽と走るEVOL C700|アサヒサイクル

商品名:EVOL C700

あらゆる年代の男性に似合うデザイン
(引用:公式サイト

スタイリッシュなクロスバイク型eスポーツバイクを探している人には、アサヒサイクルの「EVOL C700」がおすすめだ。色は、パールブラック・パールレッド・パールホワイトの3色が展開されており、スーツにもリラックスした普段着にもマッチするデザインとなっている。

バッテリー容量は、10.4Ah、走行可能距離は最大約103kmと、この自転車も1度のフル充電でかなりの距離を走行できることが分かる。さらに、こちらのバッテリーはUSB端子があるため、緊急時にモバイルバッテリーとして利用することも可能だ。

1回の充電で100kmのロングドライブが可能AVIATOR-E |LOUIS GARNEAU

商品名:AVIATOR-E

長距離サイクリングにも活用したい人にはこちら
(引用:公式サイト

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)の「AVIATOR-E」は、同社が展開する「AVIATOR」シリーズのデザインや性能はそのままに、電動アシスト機能が追加されたスポーツタイプの自転車だ。多段変速のシフトやエルゴノミクス形状のグリップなど、本格的な基本装備の上に電動アシストが付いているので、長距離でも楽に移動できるだろう。

バッテリー容量は10.9Ah、充電時間は約7時間とやや長めだが、1度のフル充電で最大105km走行することができる。サイズは、身長に合わせて420mmと470mmの2種類から選べる。さらに、重量が17.6kg(470mmサイズ)と比較的軽い点も使いやすさのポイントだ。