仕事の生産性を上げるためには、身の回りのことから改善するのが得策だ。普段の「当たり前」を改善することで、毎日の業務が効率化するため、大きな成果に期待することができるだろう。
そこで検討していただきたいのが、iPhoneの効率化設定である。iPhoneの設定を最適化することは、多くの人が思っているよりその効力は大きい。
「仕事の生産性を向上させたい」という人は、今回紹介するiPhoneのおすすめ設定をぜひ実行してみてほしい。
■iPhoneのデフォルト設定には無駄が潜んでいる
iPhoneは非常にシンプルなスマートフォンだ。購入して初期設定を完了させれば、すぐに使い始めることができる。操作も比較的簡単で、直感的に機能を使用することが可能だ。
しかし、iPhoneはデフォルト設定のままでは数々の無駄が潜んでいるため、より効率的な作業をすることはできない。
専門的な作業や複雑な操作を行わなかったとしても、iPhoneは基本毎日使うものなので、設定を変えるだけで大きな効力を生み出すことができる。「特に設定を変更していない」という人は、ぜひこれから解説するおすすめ設定を参考にしてみてほしい。
なお、ビジネスマンにおすすめするiPhoneの効率化設定は、大きく分けて以下の3つが挙げられる。生産性を高めたい人は、一通り確認してみてほしい。
■おすすめ設定1．通知オフ
まずは通知オフの設定を紹介する。iPhoneでメールの確認や重要作業をしているとき、LINEやアプリの通知が来ることはないだろうか？
マナーモードにしていない場合は「ピコンッ」という音とともに、画面上部に通知が大きく表示されるため、仕事の集中モードがプツンと途切れてしまう。人間が再度集中モードに入るためには、一定時間を必要とすることもあり、通知の設定をそのままにしていると、仕事のパフォーマンスを大きく下げてしまうだろう。
この最悪な状況を防ぐためにも、iPhoneの通知オフを設定しよう。全ての通知をオフにすれば、集中モードが途切れることなく、より効率的に作業を行えるようになる。メールやLINEの連絡に気付きにくくなるという難点はあるものの、設定を変えるだけですぐに効果が見込めるはずだ。
通知オフの設定方法は、設定アイコンをタップして「通知」を選択する。その後、通知をオフにしたいアプリを選択して、「通知を許可」をオフにするだけだ。
■おすすめ設定2．コントロールセンター
コントロールセンターという機能をご存知だろうか？ コントロールセンターは、iPhoneの右上を下にスワイプすることで表示される機能一覧の画面だ。iPhone X以前の機種は、画面を下から上にスワイプすることで表示される。
この画面ではWi-FiやBluetoothの設定、音量や明るさの調整、ライトやタイマーのオンオフなど、複数の機能を瞬時に実行できる。実はこのコントロールセンターは、自分の使いやすいようにカスタマイズ可能であり、普段使っている機能を設置することで、より効率化にiPhoneを使いこなすことができるのだ。
例えば、普段からメモアプリを使用しているのであれば、コントロールセンターにメモアプリを設置しよう。画面録画をすぐに起動したい場合は、画面録画をコントロールセンターに設置しておこう。
この設定は、設定アイコンをタップして「コントロールセンター」を押す。その後、「コントロールをカスタマイズ」を押し、好きな機能を選択して追加するだけだ。
■おすすめ設定3．ユーザ辞書
メッセージのやり取りを効率化できるユーザ辞書を紹介する。ユーザ辞書によく使う単語を登録しておけば、時間をかけて長文を打たなくても瞬時に単語を呼び出すことができる。
例えば、「お疲れさまです」という単語を「おつ」でユーザ辞書に登録すれば、「おつ」と打つだけで「お疲れ様です」をすぐに呼び出せる。
自分の電話番号やメールアドレスも登録できるため、新しいアカウントの登録やプロフィールを設定する際にも役立てることができる。普段のあらゆる作業を効率化できるため、生産性を重視する人は絶対に設定しておこう。
■まとめ
生産性を向上させるiPhoneのおすすめ設定を3つ紹介したが、参考になっただろうか？
iPhoneはデフォルト設定でも十分に機能するが、もしかしたら時間を無駄にしている可能性がある。業務をより効率化させたい人は、ぜひ本記事で解説したおすすめ設定を参考にした上で、自分に最適な設定を見つけてみてほしい。
なお、「男の隠れ家デジタル」独自の視点でおすすめ設定を紹介したが、これらが全てではない。さらに生産性を上げたい人は、ほかの効率化設定も調べてみてほしい。
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