日本酒には四季によって旬があることをご存知だろうか? 夏にはキンキンに冷えたビールを味わいたいものだが、日本酒の夏酒にも注目してほしい。
夏だからこそのサラッとした飲み心地があり、ロックで飲んでもスッキリとした爽快感を味わえる。季節限定の夏酒もあるため、お酒好きの人はぜひ本記事を最後まで読んでみてほしい。
今回は「男の隠れ家デジタル」の視点で夏酒のおすすめをいくつか紹介しよう。もしかするとあなたにとって有益な情報となるかもしれない。ぜひ参考までに最後まで読んでいただきたい。
■夏酒とは? 夏酒の特徴
夏酒とは、特に明確な定義があるわけではなく、夏向けに発売されている日本酒のことだ。この言葉が生まれたのは最近のことで、夏酒と言うネーミングの日本酒は2007年頃から増え始めた。
夏酒の特徴は、口当たりと喉越しが爽やかで、暑い夏でもスッキリと飲めることだ。キンキンに冷やして飲むことで、通常の日本酒にはない爽快感を味わえる。
また、最近では夏のにごり酒が注目されており、生きた酵素を含むことから、夏バテの予防になるとも言われている。「暑い夏をなんとか乗り切りたい」という人は、ぜひ今年は夏酒を検討してみよう。
■夏酒の種類|選び方
一言で夏酒と言っても、さまざまな種類がある。今回は以下3つの種類に分けて、それぞれの特徴を詳しく解説する。
【種類1.爽やかな生酒】
夏酒の定番と言えば、爽やかな生酒が挙げられる。フレッシュな爽快感が特徴で、夏だからこそ味わいたいキリッとした美味しさがある。
みずみずしい柑橘系のフレーバーが多く、暑い真夏日との相性が抜群。ぜひキンキンに冷やして生酒を飲んでみてほしい。
【種類2.シュワシュワなにごり酒】
夏バテ予防にもなるシュワシュワなにごり酒。生きる酵素により健康作用を促すとされているため、体力が落ちる夏にぜひ飲んでほしい。
なお、にごり酒には爽快感溢れる微発泡のものから、ドロっと濃厚なものまでさまざまなタイプがある。夏におすすめなのはもちろん、天然のスパークリング日本酒である微発泡タイプだ。
【種類3.コクが深い原酒】
3つ目の夏酒は、コクが深い濃厚な原酒だ。アルコール度数が高く、バランスの良い味わいと香り、後味を楽しめる。
そのままのストレートもおすすめだが、特に推奨されるのがロックグラスに氷を入れて飲むオン・ザ・ロックだ。徐々に氷が溶けて水分が足されるため、味わいと香りの変化を楽しむことができる。
■夏酒のおすすめ銘柄3選
最後に、夏酒のおすすめ銘柄を合計3つ紹介する。それぞれの種類ごとに特徴が異なるため、ぜひ一つずつチェックしてみてほしい。
【1.生酒|浦霞 純米生酒】
生酒である「浦霞 純米生酒」は、真夏に丁度よいフルーティーな純米酒だ。口当たりが優しく、メロンやバナナのような風味が広がる。爽やかでスッキリとしているため、夏にピッタリの生酒である。
アルコール度数:17%
【2.にごり酒|睡龍 生もとのどぶ】
本格的なにごり酒を味わいたい人は、「睡龍 生もとのどぶ」をおすすめする。口当たりはサラサラで優しいため、暑い日でも心地よく飲むことができる。
それでいて酵母が効いていることから、パンチの効いた濃厚な味わいも備わっている。「日本酒の深い味わいが好き」という人におすすめ。
アルコール度数:15%
【3.原酒|八海山 特別純米 原酒】
キンキンに冷やして飲んでほしい原酒、それが「八海山 特別純米 原酒」だ。日本酒のなかでも有名銘柄で、新潟を代表する日本酒でもある。
口当たりは軽く飲みやすいものの、コクのある辛口はそのまま。八海山ファンでも十分楽しめる味わいに仕上がっている。ストレートやロックなど、多彩な飲み方で楽しもう。
アルコール度数:17.5%
■まとめ
本記事では、夏酒の特徴や種類、おすすめの銘柄について解説した。
日本酒には旬があり、真夏に飲むべき季節のお酒は夏酒と呼ばれている。夏酒はスッキリと爽やかな味わいが特徴。
夏酒には大きく分けて3つの種類があり、それぞれ特徴が大きく異なる。ぜひ本記事の内容を参考にした上で、自分好みの銘柄を見つけてみてほしい。
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